ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

肉の物語~イベリコ豚ペジョータ

2022年06月06日 | 食材の話

スペイン・イベリア半島のコルク樫はたくさんのドングリを実らす。
そのコルク樫の森で10月から3月まで放牧され大きくなったイベリコ豚をペジョータと呼ぶ。
ペジョータとはドングリの意味だが、広い森の中を歩き回りドングリなどを自分の力で食べて育ったイベリコ豚のみがペジョータを名乗れる。
その規格は厳しく、基準に満たない豚はペジョータを名乗れない。
そのイベリコ・ペジョータと呼ばれるものはスペイン産の豚の2%。
ドングリを主食として、充分な運動をして太ったペジョータは不飽和脂肪酸オレイン酸が豊富で脂の入り方は霜降り状になる。
希少価値だけでなく、栄養価も食味も抜群な食材。
そのイベリコ・ペジョータの肩ロースのグリルはクアトロの人気メニュー。
イベリコ豚を育てたコルク樫は、その名の通りワインのコルク栓の原料。
さてイベリコ豚肩ロースのグリルには、どのワインのコルク栓を抜きましょうか?

※本日の夜の営業は、都合によりお休みさせていただきます。

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