2021クアトロ・アワード/カルパッチョ部門の発表
ノミネートは
1月 平スズキ
2月 ホウボウ、初カツオ、オナガダイ、寒ヒラメ、タスマニア・サーモン、浪人アジ、天然真鯛
3月 桜鯛、イナダ、キンメ、ホタルイカ
4月 マスノスケ、冨士の介、白エビ、メバル、スズキ、アカムツ
5月 アナゴ、生タコ
6月 入梅イワシ、麦わらイサキ
7月 ゴマサバ、花鯛
8月 カサゴ
9月 サワラ、ショッコ、戻りカツオ、ヘダイ
10月 イトヨリ
11月 カンパチ、カワハギ、石鯛、メジマグロ
12月 クエ、ボタンエビ、コハダ、サゴチ
2021クアトロ・アワード/カルパッチョ部門の頂点は、サワラに決定。
昨年は、一年中通常営業が出来ない中、安定して美味しいカルパッチョを提供出来たのがサワラでした。
去年活躍したサワラについて、解説しましょう。
魚へんに春と書く鰆ですが、サワラの旬は秋から冬。
サワラは小魚を追って東北から北海道まで行って九月頃に引き返してくる。
そして秋から冬に上がるサワラは脂が乗って美味しい。
それでも、一年中市場では出回る魚で、それぞれの季節に美味しい魚でもある。
ただ、サワラはとてもデリケートな魚で、鮮度の維持が難しく、関東では煮物焼き物が主だった。
関東ではサワラの刺身はあまり馴染みがなかったが、このところ流通も整備され、クアトロでも一年中サワラの刺身を楽める。
サワラは身が柔らかく皮目を焼いて刺身にするが、ここが調理人の腕の見せ所。
そして、今年も本格的なサワラの旬がやって来たました。
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