イトーヨーカドー柏店が53年の歴史を10月27日に閉じる。
閉店セールに惹かれてイトーヨーカドー柏店を訪れたクアトロ夫婦。
そのイトーヨーカドー柏店に、柏駅の歴史と未来の写真展のコーナーがあった。
(写真は、柏駅東口の未来図)
クアトロの父の青春を過ごした柏駅周辺。
小学校一年生の時は、家の都合で柏駅を入場券の定期で渡り柏三小まで一年間通った。
渡線橋の下を蒸気機関車が通過するときは、煙に覆われることがある。
柏一小に転校してからは、柏駅周辺が遊び場。高校生になりヨーカドーが出来ると、日曜日には歩行者天国で駅前は人だかり。
クアトロの父が二十歳になると柏そごうが開店する。
そのそごうも閉店し解体作業が進んでいる。
駅の近くの二番街にある喫茶店で働き始めたクアトロの父。
イトーヨーカドーで、中学の同級生だったクアトロのママと再会した。
そごうの最上階の回転レストランで、色々な記念の食事をした。
そんな思い出に浸りながらも、閉店セールを物色したクアトロの父だった。
クアトロももう19年目。
お客様の思い出のお店になるように頑張りたい。
そして長く続けたいと思うのでした。
急に涼しくなり、秋の気配。
この季節のお酒は、冷卸しだろう。
春に仕込まれ、暑い夏に涼しい蔵で熟成されたお酒が冷卸し。
クアトロの父お気に入りの鳳凰美田の山田錦・冷卸しも入荷。
熟成による旨みと甘み、そしてキレも良くバランスの良い仕上がり。
そして鳳凰美田ならではのほんのりマスカットの香り。
クアトロの旬の肴とこの冷卸しが夏の疲れを癒やしてくれる。
火曜日の夜と水曜日全日は定休日のクアトロ。
木曜日から、この鳳凰美田と雅山流の冷卸しをクアトロで、
酔っ払いのチーズを作りました。
酔っ払いのチーズと云っても、クアトロの父が酔っ払って作ったものではなく、チーズを赤ワインに漬け込んで作ったもので、チーズが酔っ払っているわけです。
イタリアでは、ウブリアーコと云う分類のチーズになります。
今回は、ブルーチーズを赤ワインに漬け込みました。
試食してみると、赤ワインがほんのりと香りチーズの味わいを引き立てています。
とても美味しい出来上がりです。
赤ワインとチーズを注文すると、きっとクアトロの父は、どや顔でこのチーズを紹介することでしょう。
昼と夜が50-50の今日は秋分の日。
秋分の日には、日本酒も秋のお酒“冷卸し”をいかがだろう。
山形、米沢の銘酒「雅山流」の冷卸し、純米吟醸・紅葉がクアトロに入荷。
「山は動かぬもの、川は流れるもの」と人は日常において流れいく個々の物事に固定観念を持ちます。
しかし、大自然に流れを任せたとき自然の万物はすべての繋がりの時間と共に流れている事に気づかされます。
酒造りも「固定観念に捉われず、恵まれた自然の中で常に自然体で醸す」との考えから銘々されたという雅山流。
その雅山流の冷卸しは、春に造ったお酒を暑い夏の間、涼しい蔵で寝かせたお酒を秋口になると卸すお酒。
寝かせることにより、酒質が落ち着いたあじわいになる。
秋の味覚に合う、冷卸しだが、この雅山流は、フレッシュさも兼ね備え味わい深いもの。
クアトロの父のおすすめする流れに任せて、このお酒と秋の味覚を楽しんでみよう。
ドラマの「深夜食堂」、クアトロの父のお気に入りだ。
新宿ゴールデン街の片隅の食堂で食にからめて、色々な人生のドラマが語られる。
毎回、人生の機微をしみじみと語ってくれるドラマだ。
オープニング
「一日が終わり、人々が家路へ戻る時、俺の一日が始まる」
「営業時間は、夜12時から朝7時頃まで」
「人は深夜食堂って呼んでいるよ」
「客が来るかって、それが結構来るんだよ」
「メニューは、豚汁定食これだけ」
「出来るものなら、何でも作るよって云うのが俺のやり方」
クアトロでも
「一日が終わり、家路へ戻る前に、クアトロに立ちよるお客様」
「夜の営業時間は、夜6時から9時半まで」
「人はリゾットも美味しいイタリアンって呼んでいるよ」
「客が来るかって、それが結構来るんだよ」
「この三連休に、魚市場で旬の魚も色々仕入れたけど、贔屓の農家に熟成栗があったから買ってきたんだ」
「栗のリゾットでも作ろうか」
「ただのリゾットじゃないんだ、赤ワインとチーズを使うんだけどね」
「シェフそれお願い」
「あいよ」
「それに合う赤ワインもあるよ」
「クアトロの父、それもお願いします」
「あいよ」