○デルヴォー指揮ハンブルグ・フィル(EURODISC)LP
不断のテンポに違和感はないのだが、音の切り方がすべてスパッと切り詰めすぎいささか堅苦しい。デルヴォにしては率直な演奏だがいくつか違和感ある表現もあり、ロマンティックというよりは人工的だ。オケのドイツぽさが露骨に出ているため重く、遊びに欠けるようにも聞こえる。やや技術的問題もはらむ。全般ボレロはこうやるべきというものにわりと忠実だが、反面面白みを失ったか。カタルシスいまいち。録音良好。広く見て○にはすべきか。
不断のテンポに違和感はないのだが、音の切り方がすべてスパッと切り詰めすぎいささか堅苦しい。デルヴォにしては率直な演奏だがいくつか違和感ある表現もあり、ロマンティックというよりは人工的だ。オケのドイツぽさが露骨に出ているため重く、遊びに欠けるようにも聞こえる。やや技術的問題もはらむ。全般ボレロはこうやるべきというものにわりと忠実だが、反面面白みを失ったか。カタルシスいまいち。録音良好。広く見て○にはすべきか。