何度か書いています日吉駅から近い旭湯さんです。一般的なレトロ公衆浴場の天井が高くもコンパクトなサイズですが浴室の脇に一般銭湯としては広めの赤外線サウナ(有料)と水風呂があり、ここが人気です。人数制限を設けてコロナ下も稼働しているので神奈川の方はいいですね。
私はその先の屋外、岩風呂風露天風呂が好きです。竹塀が高めですが一階なのでスタンダードでしょう、ベンチスペースも含めるとそれなりのゆったり感。浴槽自体は2,3人でいっぱいですが、露天には珍しく(といっても神奈川に多い気がする)高温なので滞留はしない感じ。ここは屋内全浴槽と屋外露天が違う薬湯というぜいたくさで(これも神奈川にある気がする)薬湯ゆえの温度以上の刺激もあります。でも昼も夜もすいているときはたっぷり空が見えて最高です。
屋内浴槽も狭くはなく、カプセル式の例のバブル湯なんかもあります。開湯時間など常連時間がありますが学生や若い人が良く来ることもありそんなに困ることもないです。日吉本町の黒湯露天の日吉湯へ行くのがめんどくさいときここに来ます。下手に黒湯しかない銭湯に行くより、二種薬湯ということで湯治にはいいかもしれない。屋内のほうは柑橘系が多い気がします。動線がうまくできていて迷わずストレートに動けるのもいい。アットホームな共用部も含めて良い湯です。住宅街の中奥まっているので迷わないように・・・
行く気の起きない渋谷とか不完全ですが東横線沿線の銭湯について軽くまとめておきます。行ってないところもあります。リンク先が記事です。
渋谷:
改良湯 <人工>炭酸泉、軟水 最新デザイナーズ銭湯(大きなクジラの壁画)狭めですが若者ばっかり。國學院など近所の学校の関係でしょう。まだ古いアパートも残るエリアに突然改装して現れ、今もテレビに登場する。渋谷駅からははっきり言って遠いです。
ほか
代官山:渋谷に準じる
中目黒:
光明泉 <人工>ラドン泉、炭酸泉、入れ替え露天 最新デザイナーズ銭湯 狭小ビル銭湯としては屈指の設備で浴槽の奪い合い。ラドン泉は液体式。男女入れ替えの露天風呂はぜひ、あるときを狙って行ってください。駅至近だけあり高い板塀の向こうから東横線の通過音を楽しめます。立ち寄りも来るのでほんとに混む。昔を知っていたら仰天。
文化浴泉(中目黒・池尻大橋) シルク湯 最新デザイナーズ銭湯 中目黒からは歩きます。有名ですがビル銭湯としては正統派の何も足さない銭湯。
祐天寺:
効明泉 麦飯石湯(温まる石)有料サウナあり 山小屋風銭湯で知られる、わずかに残った下町の雰囲気の中にあります
学芸大学:鷹番の湯、千代の湯(別項)
都立大学:旭湯 無料サウナ 清潔で若者が多い、駅チカ
自由が丘:みどり湯 有料サウナ 駅遠だが通りすがりの運動、観光も多い
田園調布:なし
多摩川:なし
新丸子:丸子温泉 黒湯(別項)
武蔵小杉:今井湯 炭酸泉、シルク湯(別項)
元住吉:橘湯 黒湯、無料サウナ 二階部にも半露天の大きな黒湯があり広々としていますが、駅遠なのが難点
日吉:
旭湯(本稿)
日吉湯(日吉本町まで電車一駅歩くのが難点)
綱島:昭和初期都心からすぐ行ける綱島温泉郷として開発されたものの箱根に奪われ、最近も大きな施設が休止して形骸化してしまっている。当時ラジウムと呼ばれた黒湯はまだあちこちで湧くようです。
富士乃湯 黒湯 駅から歩いて行ける小規模な銭湯。
綱島温泉湯けむりの庄 黒湯 送迎バスで行くスーパー銭湯。きわめて濃い黒湯とこのチェーン独特の黒湯高濃度炭酸泉ほか。おすすめ。
大倉山:
太平館 黒湯 古い宮造り銭湯で完全レトロの設備の大浴槽は全部黒湯。状況によりますが銭湯では関東屈指の濃さと言えます。白い泡、床に広がるざらざらした茶色い湯、かけ流しかな。泥のように濃すぎるのが苦手な人は注意。熱いのが人により入りづらいか。脱衣所も広々。
しのぶ湯 黒湯、有料サウナ 男女入れ替えですがぜひ露天風呂のあるほうに入ってほしい。家屋の一つの大部屋の屋根をぶち抜いて露天にしたような独特の構造で、岩風呂風ですが季節の装飾もありほっこりする。ここは夕方は薄暗くて湯もぬるめなためいくらでも入っていられるゆえ、長話にふける人もかつては多かったようです。老人より中年が目立つような。やめると言わず続けてほしい・・・駅遠注意。
菊名 未踏
妙蓮寺 未踏
白楽:
親松の湯 薬湯・ラジウム泉(ガリウム石)
東白楽:
徳の湯 バイオセラミック軟水(化学配合) 露天風呂
反町 未踏
横浜:たくさん