湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

ラヴェル:ラ・ヴァルス

2019年04月28日 | ラヴェル
ベイヌム指揮LAフィル(DG)1957/12live・CD

珍しい組み合わせではないか。ベイヌムはラヴェルを比較的振っているが響きは充実してバランスが良いものの、解釈は実直でいささか面白くない。これも同じ。他の人がやらないところで妙な音量操作をすることもあるが、他の人が少しは溜めるようなところをむしろダッシュで駆け抜ける。インテンポでもないが、何かつまらない。重心の重い響きは舞踏リズムを強調して良い。だが全般舞踏のブの字もないかんじ。オケが精度に問題あるもののカラフルなのでラヴェルらしさを感じさせ、この人がコンセルトヘボウで振っているときと同じくオケに補完してもらっている感がある。といっても厳しく律せられた演奏であり、アマチュアのものではない。この豪速球は当時のアメリカ好みのものだったのだろう、大喝采が食い気味で入る。ロス・フィル百周年記念ボックスのおまけ収録。
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ラヴェル:夜のガスパール

2019年04月13日 | ラヴェル
ペルルミュテール(P)(SLS)1958/5/22live

ラヴェルのピアノ技巧を駆使した作品として知られ多少デーモン的なものが欲しい。ペルルミュテールは繊細な音響バランスを重視するあまり大人しくなってしまうところもあるし、指が弱く感じるところもある(でっかい手でバリバリ弾く映像も残っているのでこれは録音の問題かもしれない)。鐘が地味で、抽象的でイメージが固まらない。スカルボはさすがの表現をみせるも強烈に引き付けるものはない。この節度が人によって好まないところか。オンディーヌも華麗さがないのはこれはこの盤の問題だろう。
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ラヴェル:ソナチネ(冒頭欠落)

2019年04月13日 | ラヴェル
ペルルミュテール(P)(SLS)1958/5/22live

親しみやすい曲集でラヴェルでは一般的によく知られた三曲になる。だからまったく何の注記もなく冒頭が欠落しているのは音盤としていただけない。ペルルミュテール壮年の演奏で同時期のスタジオ録音もあるが、音はまあまあよく、この人特有の夢幻的なラヴェルを楽しめる。まずテクニックに不足はなく、他のラヴェル直伝や認定ピアニストと違うのは丸みを帯びた繊細な音で、録音上多少リアルにピアノに接近した音が入っているので力強く入ってはいるが、基本引きの芸風に自然にテクニックをあわせていく。高音の丸みを帯びた響きはなかなかに美しい。過度な感情もなく、しかしとても自然な曲の流れを聞かせてくるので、この曲はとくにおすすめではある。
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ラヴェル:ピアノ協奏曲

2019年04月12日 | ラヴェル

アンリオ・シュヴァイツァー(P)ミュンシュ指揮レニングラード・フィル(SLS)1965/6/2レニングラードlive

 

乱暴なソリストに乱暴なオケという面白い出だしから、もはやミュンシュというよりロシアオケの強引さ+珍妙さを聴くものになっている(オケプレイヤーの音程の低さ、ヘタウマ感がラヴェル慣れしてないことを実感させる)。ロシアのラヴェルのピーコンにまずいいものはない。ロシア1のレニフィルだから他より上手いことは、弦楽器など確かだが、それでも軋みは多い。案外録音は良いモノラルで、とくにこの曲はさんざん演奏も録音もしているアンリオが克明にとらえられているから、それ以外の音(2楽章デリカシー皆無の強靭な木管、豪快な入りのミスも)への違和感を薄くしてくれる。ブラスの重いひびきはロシア物をやるための音だ。逆にこういうオケプレイヤーがピアノより自己主張する系の演奏というのも貴重なので、これではもはやミュンシュなのかどうかすらわからないけど、純ソヴィエト産の記録より遥かに求心力があり、中心にフランスの手練れのソリストがいるという違いだろう。激しい打鍵と激しい解釈の3楽章は強すぎてミスするんじゃないかというくらい男前のアンリオにはらはらしながら、完全にバックに引っ込んだオケに正解と言いたくなる。そのうち録音のクセかな?と思う場面があるがピッコロはやはり調子っぱずれだし、縦はずれかけている。でもアンリオは自分の世界に入り込んでいるので大丈夫、何にも動じない。なんとラストあたりはすっかりラヴェルの両手そのものになる。合奏の迫力はレニフィルさすが、なのだろう。びっくりの音源だがフォーレのバラードも演奏されている。

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ラヴェル:ラ・ヴァルス

2019年03月10日 | ラヴェル
ミュンシュ指揮ORTF(SLS)1964/6/4live

アンコール曲。最初ねっとり、どんどんドライヴしていってスピードと力で圧倒していくミュンシュ節。かなり調子良く、オケものっているように聴こえる。ただ録音は撚れはしないがやや悪い。
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ラヴェル:2台ピアノ(5手)のための「口絵」

2019年03月10日 | ラヴェル
コンタルスキー兄弟(decca)CD

ドビュッシーに比して作品数の少ないラヴェルにあって貴重な発掘作品で、存在は知られていたが戦後ブーレーズの蘇演(ブーレーズはオケ編曲している)まで演奏されることがなく、決定譜が出版されたのは70年代。かろうじてラヴェルを直接知るフェヴリエやタッキーノらが録音できたが、ドビュッシー晩年のように内省的で謎めいている。だいたいピアニスト二人で腕は四本しか無いのに五手というのも前衛的な言い方で、曲も野心的ということばとは違った精緻さをもって前衛的で、チルアウトしっぱなしのアピールしなさがらしくない。冒頭セカンドが入ってくる旋律は数年前初演の春の祭典のものを思わせるし、ポリリズム的に聴こえるようになってくるとますますストラヴィンスキーの世界に近づく。響きはあのような荒いものではないがラヴェル自身がつねに念頭に置いていたという「新しい響き」を重ねていく調子で、ついには単純に硬質な和音を並べていき、5本の腕で分厚い音をはっして終わる短い曲。この後半はサティのオジーブなどの概念を彷彿とさせる。感覚的な前衛者としてのサティのエッセンスの存在も否定できないと思う。そして律せられない前衛者としてのアイヴズがアメリカでやっていた世界にすら接近する静謐な叙情も漂う。母親の死去からつづく心身不調によりこのような作風となったとのことで、ラヴェルらしい隙のなさと同時にラヴェルらしくない意図の不明瞭な不可思議な断章という印象は拭えないが、この演奏は緊密で音だけ聴いていたら自然に一本の楽器のかなでるもののように感じ取れ、そのうえで数学的な抽象的な美観にとても魅力を感じる。発掘出版からしばらくたってこなれた演奏ということもあるのだろう。今は比較的演奏機会はあるようだ。
 
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ラヴェル:バレエ音楽「マ・メール・ロワ」

2019年03月06日 | ラヴェル
ブーレーズ指揮BPO(DG)CD

8曲からなるバレエ編集版。聴き慣れない曲が混ざるが出だしは組曲よりこのほうがしずかでいい。あとはメリハリなく冗長だが。オケがベルリンフィルなので、この曲の誇る明るい色彩感や透明感はフランスオケなどと比べいかんともしがたいところがある。ねっとり重い。仄かな感傷や幻想味はスコアからの即物的なもの以上のものは感じない。ぜんぜんオリエンタルな雰囲気も漂わない。ただブーレーズもかなりこなれておりリズム感や音響バランスはこのオケ相手でも美しく感じるところがある。妖精の園はブーレーズがやってもやっぱりロマンティックになっている。
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ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲

2019年03月06日 | ラヴェル
ベロフ(P)アバド指揮LSO(decca)CD

ピアノの低音に重みがないとこの曲は迫力がなくなる。オケも重量感ある響きが聴こえるので録音が良いのかもしれないが、雑味的にはけして最良の録音状態とも言えず、そういうドイツ的とでもいうような音を要求している部分もあるということか。解釈的にはストレートでぱっとしないといえばぱっとしないが必要な物は揃っており精度も高く、フランス的なものを殊更に求めなければこれで満足できると思う。
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ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲

2019年03月01日 | ラヴェル
ツィメルマン(P)ブーレーズ指揮LSO(DG)CD

録音は必ずしもよくないが演奏はきわめて高精度で、セッション録音だから当然だがミスがなくて安心して聴ける人はいるだろう。整えたような感じというわけでもなく、後半ドライヴ感をかんじるところもある。ただ全般に音が中途半端で、ソリストは表情をつけてニュアンスを具体的に表現するも録音にとらえきれずタッチの違いくらいしか伝わってこないようだ。オケはアメリカオケのようなオシゴト感のある背筋縦っぱなしのそつのなさで音色も明るいだけで雑味がないとも言えないから半端だ。しかし、左手をテクニカルな面から聞きたい人は選ぶだろうし、ラヴェル感はさほどないが、ブーレーズのイメージとしてある冷たく機械的なものを求めてもここにはないが、ちょっと特異な演奏を求める人にも案外向くと思う。
 
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ラヴェル:ツィガーヌ

2019年02月14日 | ラヴェル
D.オイストラフ(Vn)コンドラシン指揮ソヴィエト国立交響楽団(profil他)1949モスクワ・CD

独奏部は音が太く安定しすぎており、神経質なところの一つもない描き方が情熱をまったく感じさせない。うま過ぎる。だがオケが絡みだすとやっとドライヴがかかってくる(譜面のせいでもある)。コンドラシンの棒は統制しきれていないようで、このソロ志向が強いボワボワしがちなオケ相手だと、また曲が曲なだけになんとなくうまくいかない。戦後すぐのメロディヤのスタジオ録音ということを考えるとこんなものだったかもしれないが、ムラヴィンスキーが比較的若い頃からシェフとしての腕を振るえていたのに比べ才気的には落ちるように感じる。そこにラヴェルとくると、なかなか難しく、楽曲の民族色が変というか、オケの響きがスラブスラブしすぎてリムスキーみたいに聴こえたり(難儀している)、オイストラフはプロコフィエフのコンチェルトのような、、、まあ、そんなところです。profil初出かと思ったがセッションとなると既出lysかどこかの別オケ名義のものと同じだろう(他にもあったかも知れない)。
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ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲

2019年02月14日 | ラヴェル
ギレリス(P)コンドラシン指揮ソヴィエト国立交響楽団(profil)1953/5/14モスクワlive・CD

曲慣れしてなさすぎ。いきなり大外ししてギレリス大丈夫か?とハラハラすると、そのあとも音が濁ったり記憶が途切れたような音量低下など雑味が多すぎるというか雑。果てはコンドラシンもモスクワ・フィルではないせいかオケ制御がいまいちで、ギレリスと一度ならずずれたり、また管楽ソリストが辛そうな音ばかり出すのもきつい。ザンデルリンクとのライヴもここまでではなかった。よく正規盤として収録されたものだ。音は軽めで良くはない。YouTubeでタダで聴くレベル。profilのコンドラシンボックスに収録されたが、profilのデータは私はあまり信用できない。ただレコード屋のデータでは初出がないような書き方になっているものの、このトラックは初めて聴いたし、他にも(おそらく)オケ表記違いは置いておいて、いくつか知らないものがある。ロシア時代のコンドラシンの記録詰め合わせとしては、損なボックスではない。ただラヴェル集は期待に沿うものではない。左手以外は既出だろう。ツァーク(ザーク)との両手もまた冒頭ソリストとオケが揃わないように聞こえるがこちらはひょっとすると録音が悪くてそう聴こえるだけか(既出盤)。
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ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第二組曲

2019年01月26日 | ラヴェル
ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(vai)1962/4/17ハーバード大学サンダースシアターlive放送(映像)・DVD

ミュンシュのこの曲の映像は3種あまりあるか、よく見ると割と個々に違っていて、この演奏は最初から作りが大きく(こころなしか編成も大きく見える)ミュンシュも幻想、海ときてここで疲労を隠せない動き方だが、それが程よく手綱を緩め演者の表現に面白い膨らみをもたらしているように感じた。それは「夜明け」ではソロミスや合奏のややぼやっとした響きを生んでおり、なんとなく固いようにも思った。映像だから演者の後ろの方で実際緩んでいる仕草も見える。だがパントマイムでフルート第一奏者が魅せる。他の映像でもこのトップの女性が吹いていたかと思うが、ここは見せ所の長丁場ゆえ皆気合は入り技巧はみせるが、この人は、とくにこのときは棒のような冷たい音を出すボストンの各奏者の中にあっていかにも暖かく美しい、ニュアンスに富んだソロを聴かせている。フランスオケでも通用するだろう。素晴らしい。この人が音だけでも際立っている。それは終演後呼び出され手の甲にキスされるだろう。全員の踊りはどうやったって盛り上がるようにできており、ミュンシュも体力を忘れて狂乱するのでこれはこれでいつものことである。爆発的拍手でおわる。
Comments (4)
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ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」第二組曲

2019年01月20日 | ラヴェル
パレー指揮デトロイト交響楽団(SLS)1975/8/14live meadow brook music fes.

ノイズがひどく聴きづらい。状態がDAで出ていた別オケ別データとされるものに似ているがそれはもう確かめる気にならないとして、パレーのアメリカオケものにもかかわらずリリカルで落ち着いており意外な演奏となっている。立体的な音響の素晴らしい、打楽器系もしっかり組み合った極めて見通しの良いカラフルな演奏でビックリする。リズム感の良さも異常。ただ全員の踊りラストの方は激して少し甘くなるものの、即座の物凄いブラヴォもうなづける出来。ドライさはなくロザンタールの名人芸を彷彿とさせ、ライヴらしいライヴとも言える。
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ラヴェル:ピアノ協奏曲〜Ⅲ(リハと実演)

2019年01月11日 | ラヴェル
ルフェビュール(P)ジャン=マルク・コシュロー指揮管弦楽団(放送)live映像

ルフェーブル(私がかつて書いてたルフェーヴルについてはbしか表記しない場合には適切でないので誤り、ないし別人)で統一表記されていたがアクセント的におかしいんじゃないかと思ったら今のWikipediaはこうなっていた。以後これで統一する。マイナー奏者みたいに書いてあるけどコルトーとその下をつなぐフランス派の名教師であり、この演奏風景を含む情熱的な映像(番組全体はおそらくメディア化しているのだろう、ネットでは同曲の譜読みとスタジオ実演が含まれる断片を観られる)から読み取れる通りラヴェルの非凡な解釈と表現は、記録の少ない現状を憂えるのに十分。ラヴェル存命中に既に教えておりラヴェル解釈で賞賛されている(言及されている)。私はこの人の両手はとても好きだが、常にフォルテで明晰な打鍵をなしニュアンスに欠ける感じがたまに嫌気がさす。しかしながらこれを見ていると〜演奏的には編成の小さいオケの不備でかなり見づらくルフェビュール自身も晩年様式で細かいミスを流してしまうのは惜しい(つくづく若い頃の演奏が見たかった)〜高い位置からバンバン打鍵しながらもかなり巧みにタッチを操り、手を寝かせ指先で鳴らすことと有機的に組み合わせて、「この微細な操作は録音で捉えきれなかったのだ」と確信させる。新ライヴ録音の荒さはやはりマイクが近く音量変化をならし捨て音捨て響を全部拾ってしまったせいだ。前にこの曲の三楽章はスポーツであり曲芸的な技巧から詩情を溢れさせるのが凄いというふうなことを書き捨てた。ルフェビュールは曲芸的な部分だけだというようなことも。いや、この演奏前の初?教室での道化師の指導、たびたび雄弁に語り雄弁に実演するその中で意図されるものは詩情であった。氷の詩情であり、暖かな詩情。見た目の情熱だけではない。ここまで繊細なものは土台ライヴ録音や映像では汲み取れない。ただ、ルフェビュールがもっとも得意なソロ曲だと思う、初期の水の反映について、やはりネットで若い頃のスタジオ録音が聴けるのでそれを嗜んでからこの映像の中の指導を観てほしい。ここまでくるとピアノの技術の世界なのでお手上げだが、この曲がリストではなくラヴェルだという信念が音になっている。ルフェビュールの両手は全曲が映像であった記憶があるのだが、この断片の勘違いかもしれない。音でなく動きだけでも楽しめる。セッションとはこういうことだ。豪快でスーパー。ロシアのピアニストのよう。
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ラヴェル:ハバネラの様式による小品

2019年01月09日 | ラヴェル
ソロフィエフ(Vn)ナテルマン(P)(meloclassic)1960/1/18北ドイツ放送スタジオ録音・CD

素直な小品を率直にやっている。あまり大げさに民族様式を煽る表現を取る人ではなさそうだが、それにしても沈潜するように深い音色で、朴訥ですらある印象。ラヴェルに潜在するラテンの心がまったく浮き立たず、演奏的には良いのかもしれないが、面白さとは別だ。
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