湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

たまの温泉銭湯〜3回目のSPA&HOTEL和(なごみ)(黒湯)〜これにてしばらくお休み

2021年07月26日 | 東京温泉
このブログの温泉銭湯シリーズはこの都会派スパから始まっています。掲載は前後していますが、年に一回訪問するペースで、3年目。例の新型コロナ渦にオリンピックや夏休み混雑もあって、いよいよ人の密な場所へ行くのははばかられるようになってきました。折しも近所のネタ切れでもあり、とりあえずここに原点の蒲田温泉郷きっての濃厚黒湯を書いて、また何かの拍子に新規のところにお邪魔することがあれば、そのときに書くかどうか考えます。早く去ってほしいですね、コロナ。

なごみという名前のスーパー銭湯は関東にいくつかありますが、ここは独立系でしょうか。JR蒲田駅前に黒湯は湧くらしく、最近まで何軒も温泉銭湯や温泉ホテルがありました。今も2軒ほどありますが、どちらも成分が濃い。しかしここは特に濃いです。少し歩いた先の女塚温泉も濃いので、良質の地下泉が存在するのでしょう。ほぼ駅前で、宿泊施設を持ち、食事処もそなえ、正直広くはないのですが大浴場と風通し露天風呂、清潔なサウナと源泉の水風呂(屋内の黒湯温泉も源泉かけ流し)を備え持つここは、通常二千円を超えて時間制限もあるにも関わらず、人気なのです。平日昼は浴室はさすがに空きますが、狭いとはいえ休憩室はわりと詰まってます。岩盤浴やあかすりなど有料サービスがあれこれあり、遠くから出張で来たなら活用して疲れを癒やせ、羽田空港までは高速バスでもいけますので、出張者が多い印象です。繁華街のど真ん中なので、遊んだあとは温泉で疲れを癒やすことができる。スーパーホテルなんかもできてますが、駅近では負けないでしょう。少し前まで駅チカに温泉ホテルがあり立ち寄りもできたのですが、時代でしょうか、スパが残りました。驚いたのですが創業15年だそうで、言われて確かに休憩室のリクライニングシートのテレビが今年も壊れて点かないとかありはしたものの、綺麗な施設です。人がいないわりにガツンと熱くなってゆくサウナもアロマが気持ちよかった。

まあ、大田区の繁華街なので、新宿歌舞伎町のテルマー湯とは比ぶべくもない規模、サービスなので、高級スパにスレた人には泉質以外はオススメはしません。。
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たまの一般銭湯〜斎藤湯(炭酸泉、シルク湯)日暮里

2021年07月22日 | 東京温泉
上野に用事があり谷中まで来た。日暮里に降りるところに小さい銭湯あったな、と思ったら見事にアパートになっていた。そういえば、いつの話だったろう。JR日暮里駅の線路を高架で渡り、下に降りて少し歩く。5年前くらい、古い銭湯がリニューアルしていたはずだ。鶯谷と西日暮里のあいだのちょっとエアポケット感もあるエリア。



周囲の建物が密集してなくて、ちょこんとしている感もある。入り口もひっそりだが綺麗。上り口もフロント形式で、家族総出で客の応対から何からやっているふう。このへん客層が荒い可能性があるな、と思っていたがこれだけ店側が丁寧なら安心。東京もついに銭湯代値上げなんだなあ、とポスターを見る。コロナ対応でビニールだらけのフロントも写真だとシックな色目のバーカウンターのようになり、その前でくつろぐこともできるようだ。

男女入口は並んでいて色で間違えることはない。多分相似形だろう。脱衣場は昔ながらの一般銭湯サイズ。しっかりした百円ロッカーだが、自販機に戻った百円きっかりで買える缶ジュースがあるのは◎。

中は構造が立体的で驚く。スペックを書くならサウナなしの水風呂、熱風呂、各種機能風呂、高濃度炭酸泉(清潔でにおいしないが3人ゆったり入ると4人目は入れない)、半露天シルク風呂(仕方ないのだが一階ゆえ完全に周囲と空を竹で覆い尽くしており暗い、大石や椅子で涼めるせいか人がわりといるので、暗いと、、、ちな浴室の窓も外はミニ和式庭園風だが竹で覆い尽くされている)、洗い場はスーパー銭湯並みの性能で特にブース式が3つある、シャワー2ブース(巨大なヘッドが頭上に)シャンプー等は共用として一組あり。6年経ってるとは思えない綺麗さで、匂い関係は夕方の段階では一切無かった。やや混むかな、というのは炭酸泉だが、回転は早い。サウナがないことで回転が上がっていると思う。地元感が強いが黙湯を皆よく守る。

全部軟水ということを知らなくて、泡立たないとか体に汚れが残る気がするとか思っていた。強い軟水ではないと思う。



綺麗で実用的な銭湯でした。立体的な印象もあって浴室は広いです。日暮里近辺は知る限り2つ銭湯があるが、今後どうなんだろう。

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