○D./I.オイストラフ(monitor)
晦渋な3楽章はともかく1、2はときおり美しいミヨー風の響きや旋律があらわれ、とくに2楽章の第二主題が単純で美しい。オネゲルの響きはとにかく濁っているので、半音階的な動きをともなう伴奏がたまらなく気持ち悪かったりするのだが、この曲も伴奏側は至極つまらなそうである。しかも変な音でもしっかり音程をとらないと意図通りの響きを出せない。練習曲を意図したわりには動き自体はゆるゆるだし、短いわりにちゃんとやるのは大変であろう。技巧派のこの親子ならではの音色の統一感に息の合い方が効いている録音だ。ライナーをプーランクが書いている。
※2008-02-07 10:55:38の記事です
晦渋な3楽章はともかく1、2はときおり美しいミヨー風の響きや旋律があらわれ、とくに2楽章の第二主題が単純で美しい。オネゲルの響きはとにかく濁っているので、半音階的な動きをともなう伴奏がたまらなく気持ち悪かったりするのだが、この曲も伴奏側は至極つまらなそうである。しかも変な音でもしっかり音程をとらないと意図通りの響きを出せない。練習曲を意図したわりには動き自体はゆるゆるだし、短いわりにちゃんとやるのは大変であろう。技巧派のこの親子ならではの音色の統一感に息の合い方が効いている録音だ。ライナーをプーランクが書いている。
※2008-02-07 10:55:38の記事です