今年の梅雨は暴風雨率が高く、出歩きづらいですね。先週でほとんどめぼしい温泉銭湯はまわったので、東京都はコロナ感染者がふたたび急増していることもあり、もういいかな、と思ったのですが、銭湯と違いこのコロナ自粛営業の対象となったSPA(1000円以上スーパー銭湯)はまだ行っていなかった。そこであと少しだけ書いて、今度は本当のコロナ後が訪れるまでふたたび待つことにします。
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千代の湯、東急東横線学芸大学駅。近年マンション化したデザイナーズ銭湯ですが小ぶりなりの手軽さがある。浴室は休むようにはできてなくて脱衣所込み平面積は狭め。ただ清潔感と赤富士の迫力が新しさを強調しています。炭酸泉ブースを独占できたら時を支配したも同然。主浴槽は熱いですが全部軟水化しており、初入時のヌルヌルはたまらんですね。黒湯粒子のヌルヌルや重曹泉・メタケイ酸のツルツルとは違って余計な付着物がなく肌に優しいことが強調されてます。ただ、軟水は長く入るとヌルヌル感がなくなるようだ。駅チカ◎。ちょっと神経質なかんじもあり、コロナで高齢者以外の客少なくなった?
ものすごくひさしぶりの調布弁天湯。東急池上線御嶽山駅チカの地元支持の厚さを伺わせる賑わいぶり(銭湯あるあるで波があるのでしばらくするといったん空く)。コロナはほとんど影響していないみたい。休める場所があまりないことも神経質になる必要がない理由ではあるか。ロッカーをフロントで指定するのが独特のシステムで、それ以外はわりと普通かな。大きなマンションの銭湯部分は一階のみでさほど大きくなく、オーソドックスな昭和のマンション銭湯で、浴槽構成もまだ他でも見られる懐かしいもの。白湯浴槽内に色彩ライトもある。湯とんなど浴槽内設備はたぶん後から追加されている(湯とんは古いかもしれない、一か所撤去した跡がある)。手前浴槽が薄め黒湯というか、成分の濃さではむしろメタケイ酸泉と言うべき温泉になる。メタケイ酸らしく肌に残る異物は殆ど無いから、源泉(冷泉)シャワーを頭から浴びても痒くなったりしない。前に書きましたが、壁に飾られた「ネオン絵」が目玉かもしれません。湯につかりながらメガネを外すとモナコの夜景が本物に見えて癒されます。
綱島温泉湯けむりの庄。1000円クラスSPAに最後に行ってみました。ここは東京近辺で直接浸かることのできる最も濃い黒湯だと思う(どこも黒湯は冷泉のため湯で薄めたり濾過して多少薄くなっていると思いますので条件付きにしてます)。同じチェーンの宮前平より広く感じる複合施設ですが、あちらは駅チカですがこちらは雨天は歩行不可な距離なのがネックで、ほとんど自家用車で来るようです。屋外は屋根付き空中露天となり宮前平の岩風呂風とは違うホテル浴場的なさっぱりした雰囲気ですが、広くてゆったりです。このチェーンの売りである黒湯炭酸泉はフィルターを使い炭酸を溶け込ませる方式で、白湯高濃度炭酸泉の方法であり、気泡式(噴出式)とは即効性が違います。まあほんと脱衣所が殺風景なロッカールームぽいのを除けば休憩所など高級施設感が強く、もっと高額のスパと比べても遜色はないです。学生が来るのでそういうときはタイミング悪かったと思いますが、そうでなければ平日昼はほんと休まる。
スパは5月後半以降までコロナ休業をしていました。ここもまだサウナは閉鎖中で、東急東横線綱島駅送迎バスも座席を半分に減らした一台だけ(平日昼)なので20分並びます。その他かなり従業員が窓の開閉やアルコール消毒、休憩座席見回りなどをしていて、ちょっと自販機行って戻ったら片付けられてたり、神経質なところは若干使い勝手落ちたかなあ。。
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というわけで、コロナは終わってない、という実感でいったん休みます。あと1,2銭湯は行くかもしれませんがすでに以前書いたところでしょうし、しっかりコロナがおさまりそうなときに改めて、危うそうなところを中心に行きなおしましょう。