ついに身近にやってきたコロナウイルス。浴室はウイルスが滞留しにくいという説に従いいくつか温泉銭湯に通い続けてきたのですが、自粛します。昨晩、テレビによく取り上げられる湯どんぶり栄湯のご主人がやむなく営業中止と言っていたので、右へ倣えが増えると思われます。武蔵小山温泉清水湯のような、人と人の間に湯があるような超人気店では安全と言われても気が引けまくります。丸子温泉は駅チカで程よい銭湯ですけども、比較的休みを取る銭湯の印象があるので休むと見ました。神奈川の先の元住吉〜日吉〜綱島〜大倉山エリアはちょっと遠いのもありやめておきます。しばらく行水ですごします。早くおさまらんことを。
Twitterで流れてきた情報で公式では出ていないようですが→確定の模様
コロナウイルスの影響で営業が不規則になっていた鴎外温泉がホテルとして営業を終了するとのことです。場所がしずかでよく宿泊者も立ち寄りも多かったように見えましたが、見学だけの人が多かったようにも見えたか。いずれここが畳むというのは上野の深刻な観光状況を象徴するようでこわいです。古い東京温泉なので、おそらく黒湯としては疲弊はしてるかもしれませんが、浴槽はふたついずれもゴージャスでもあり、浅草の江戸からの蛇骨湯のように二度と入れなくなる可能性も高いので、ぜひどうぞ。できれば森鴎外旧宅で食事あるいは宿泊がいいかもしれないです。↓記事
おひさしぶりです。ひさしぶりに新規開拓しました。多摩丘陵にスーパー銭湯はなくはないのですが、いずれもおそらくチェーン系の深層採掘の温泉で、エリア的に稲城となるとよみうりランド周辺には確か昔から温泉はなくはないと聞いているので、ゆらんに掲載されているここも墓参りの機会があれば行こうと思っていました。春の彼岸ですね。
南武線南多摩駅が最寄り駅となりますが、距離はさほどないもののいきなり坂を登る形になります。ちょっときついな。多摩ニュータウンを造成するときほぼ原型を失った中世の大丸城跡の南下に威容を示しているのがこのスーパー銭湯です(対面に城山公園がありますが城址ではない模様)。
見た目や入り口は仰々しいですが中は比較的簡素です。コロナ対策で自動体温測定したあとタオルなしプランと言えば(平日800円台)靴箱の鍵とひきかえに腕輪をもらう、それだけで自由。休憩スペースは正直狭く、設備もテレビ等なく簡素ですが、砦からの風景を彷彿とさせる窓外の景色が売りともいえます。岩盤浴など売りのサービスは看過して3階にあがると浴室。建物も外観より小さく感じますが、後で出てくる浴室外湯含め内装・構成要素は綱島温泉湯けむりの庄や、宮前平などのチェーンに似ています。二百円で座れる高性能マッサージ機がずらっと並んでいて避けるように脱衣場へ。けっこうざっくばらんな雰囲気で好きですが、ちょい狭いようにも思いました(休日なので混んでたせいもある)。コロナのことがあるので高速着替え。内湯もそんなに広くないけど洗い場はしっかりしている。黒を基調とした内装がゴージャス感を出してますが、他の千円級スーパー銭湯と似てるなあというかんじ。大浴槽は循環式温泉。高濃度炭酸泉は突然混んだり空いたりしてますが、そこまで高濃度でないのか?水風呂、寝湯(シルク湯)、そして外へ出るとここもあんまり広く感じないのは詰め込んでるせいで、通路脇に企画湯(フルーツ湯でしたがおひとり主のように延々入って浮いてる造花を投げすててる人がいた…)、奥には源泉かけ流し温泉岩風呂と広い循環式温泉があり、循環式のほうはやわらかいですが、源泉かけ流しは少し温度が上がるのもあってわりと強めの感がある。味はなく色は薄め褐色透明、肌がクキクキするつるつる感がすぐ出てきて、これは塩化物泉とは言えず、モール臭もすこしあるので黒湯なんでしょう。しかし多摩丘陵で標高的に1700メートルも掘って大田区では数十メートルで出るような黒湯なんてあるんだろうか。黒湯以外の成分系温泉なので黒湯と称しないのかなあ。冷泉でなく熱めの温泉として出てるように読めるので、そこが特別なところかもしれない。
そして壺湯が3つあり、2つは酒粕風呂みたいなんですが、私が滞在中、3つとも同じ人が寝てて、誰も入れませんでした。こういうのはだめだよ。店が配慮しなければ。
その壺湯の裏が竹垣なんですが、脱衣場に面していて、タバコスペースになってる。合理的だけど、そんなスペースを詰める必要あるのかな。。
墓掃除の疲れを癒やすにはまあまあ、値段相応でしたよ。うす目の黒湯に入ったような感じが体に残りました。つまり効能に持続性はなかった。うーん。。
少し休んでいましたが、もうほぼ東京銭湯(温泉)は行きたいところ行き尽くして、絞り込んで常連になる段階になっていますので、やっぱりいったん宣言した「完結」は「完結」ということにします。わずか数店舗まだ行きたいな、と思っていたのですが
コロナウイルス
こちらの感染領域が拡大してしまい、その最も重篤化しやすい高年齢層に接する機会が多く特に警戒しなければならない状況にありますもので、横浜方面に行きづらくなってしまったこと、自宅勤務になっているので職場を起点に東京都北西方向へ動けなくなったこと、またゴールデンウィークを含めて遠方への移動も控えるような風潮下で、番外編の温泉旅行もできなくなったということで、今日は連日温泉銭湯入湯記録を断つ日として、記念に記録しておきます。昨日の太平館(大倉山)が一応ラスト。黒湯は柔らかいから好きだけど、正直半年たって長期的に背筋痛に何か効いた感は薄く、また最近人の目を気にするようになり、ドメスティックな銭湯はこういうご時世で顔が知られてなければ警戒されるかもしれない、と思ったのもあります。丸子温泉だけは行くかも。駅チカだから。
ということで、このブログはまた違うほうに行くかもしれません!