湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

たまに温泉〜横須賀佐野天然温泉のぼり雲(弱塩化物泉)

2020年09月29日 | 東京温泉
JR衣笠駅から徒歩可能。しかし横須賀中央駅からバスのほうが行きやすいでしょう。佐野町は古い山間の農村でしたが今は普通に住宅地で、ただ、この「のぼり雲」には文化財の長屋門が残されそのまま門となっており、横のゴルフ打ちっぱなしと含めて大きな谷戸に名主の家でもあったのでしょうか。(館内に明治時代の佐野村の地割り地図が貼ってあります)

基本的にスパで、施設は立体的にデザインされており大きめです。規格化された都心部のスパと異なり、いわゆる古い「スーパー銭湯」に近く、腕輪決済も伝票にサインし最後の精算に持っていくなどアナログで人力感があります。温泉は天然で加温しているものの30度は上回り、ナトリウム-塩化物泉で黄色味がかった透明ですが塩気はありません。弱アルカリ性で何度か浸かると急に肌が緩くなってつるつるしてきます。炭酸水素イオン414mg/kg含有するそうで、弱めの温泉かと思いきや、吐水口近くに白髭様の浮遊物がみられたり(泡立ちやすいそうですが黒湯はよく泡立つのでそれと比べては目立ちません)、若干硫黄臭もします。温度が高めなこともあるかもしれませんがむしろきつい感じもあります。

露天が落葉の季節で神経質な人は気になるかもしれませんが比較的まめに掃除に入っています。サウナは使いませんでしたが外から入り水風呂も露天。屋内1,露天1,半露天(木枠)1に一段上がったところに有機的な形の大きな歩行浴槽とバブル2基があり、このバブルが温度も低めで気持ちが良かったです。レストランや喫煙ベランダ、休憩室に散髪(安い!)リラクゼーションなど、浴室だけだと都内スパと一長一短ですが他の設備の充実はなかなか。地元の人が多い感じですが山奥のようなイメージでいて結構町中なので、遠くからくる人もいそうです。こういう微妙な駅遠だと学生が少なそう。なんだかんだ湯あたりしそうになり一旦水分補給にあがってまた入りましたが、塩化物泉としては弱い方で流さないで出ても肌に残る感じはありません。塩は肌にいいという人がいますが海水浴すればわかるようにちゃんと流さないと痒くなります。そういうのはありません。1000円で繁忙期や土日などプラス100円。タオルは持参前提ですが借りられます。岩盤浴女性のみ。曜日により薬湯など企画湯があるようです。売店は商品がいま少なめかな。







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たまに温泉(番外編)〜京都

2020年09月19日 | 東京温泉




番外編です。京都は温泉はおろかスーパー銭湯も少ない感があります(大阪は多いイメージ)。駅そばの市街地で人工温泉付ホテルとなると、ほぼここが唯一だったのでとまりました。アルモントホテル京都。駅自体が大きくバスのりばの逆側なので、少し歩きます。7分。そのぶん静かで、設備も整っております。

そもそもスーパー銭湯並みの大浴場があるホテルがここだけなのですが、一般個室の風呂もユニットではあれ広めでシャワー等の設備も新しく大きく(このホテル自体あたらしい)、大浴場苦手でもいける。2時までやってますので遅くても大浴場おすすめですけど。

混んでるときはわかりませんが、今は空いてますので綺麗でゆっくり広い浴槽にひたれます。光明石温泉は医薬部外品指定の人工温泉で薬湯の形を変えたようなものですが天然由来ミネラルを再現しており、以前もどこかで書きましたが、パッと身体でわかるようなものではありませんでした。透明無味無臭ですし。

でもここは温めの温度設定で、ヌルヌルするような軟らかい湯で前とは印象が違いました。濃い感じがしました(液体でしょうか??)。温まります。長時間浸からなくてもしっかり響きます。京都駅そばで泊まらなきゃならないとき、もし大浴場がほしければここはおすすめです。
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