もともと決まっていたことのようで、豊洲市場のほうに新たに作るとか作らないとかいう話もそういえばあったように思いますが…お台場はすでに他にもスパ施設できちゃいましたね…でもここは足湯ゾーンやステージなど広々とした施設で多くの人の働き場所にもなっていた。残念ですね。
人気の施設ですね。広大な建物の外見は圧倒されますが、入浴施設は露天含め他のチェーン系スーパー銭湯と比べ広大でもなく、岩盤浴・休憩階及び食堂などの共用部がものすごく広いのが特徴的です。鶴見のスパ(スーパー銭湯)ということになるのでしょうが、鶴見川沿いの大型商業施設に接した良い立地なものの、徒歩の最寄り駅は尻手です。車の多く通る1.3キロを歩くよりは無料送迎バスを使ったほうがいいです。川崎、鶴見、武蔵小杉駅のそれぞれ、一時間一本くらいなのでしっかり調べていくといいです。
やや高めかな、という外税料金ですが館内着とタオル大小が基本セットです。さらに岩盤浴の説明をされます、岩盤浴も基本セットです。正直サウナより岩盤浴目当てなのかな、という人のほうが多い。サウナは浴室に中くらいのがしっかりありますが、物凄く熱くてトビラに触っただけで火傷しそうでした。自動ロウリュまで待てなかった。好きな人は好きなんだろう。水風呂は人工炭酸泉です。表示温度より冷たく感じました。かけ水は別にあり。
サウナ嫌いなのにこの短時間の高温で整わざるを得ませんでしたが、他の湯も熱すぎはしませんが、常時ぬる湯はなく、夏だけは人工炭酸泉はぬる湯にしますと書いてありますが、他のスパよりもしっかり温度がある感じがします。それゆえか湯に入るより椅子で身体を冷ます人が多い。昼間の露天は確かに川風が気持ちいいんですが、屋根や目隠しのため空がそこまで見えないのでちょっと飽きました。
かなり色々詰め込んでいる施設で、露天の端には長円形の陶器の一人風呂桶が並んでおり、その上に2つ壁掛けテレビがあります。テレビの音は小さく画面も昼は見えませんので邪魔ではないです。陶器の風呂桶はそれぞれ設定温度が違うのがポイントで、選んで入れます。個人的には壺湯の類は尻からハマり足を出すのが落ち着くので、足もつかれる大きさだと自宅風呂と変わらないなあというのはありました。桶の外にも湯がたまる構造で、端っこがそのまま足湯ゾーンとなっています。逆サイドに寝湯や座り湯がありますが、ちょっと湯が深いかな。正面に大きな舟盛りのような飾りがあって、その船の中がシルク湯です。広いのでゆったりしますが、シルク自体はあまり濃くはないようです。何と言ってもこのスパの大きなポイントは人工硫化物泉(弱酸性)です。露天の手前大部分を占める岩風呂ですが、白濁し硫黄臭を漂わせています。銭湯で「草津の湯」という薬湯に出くわすことがあり、あれはようは湯の花だと思うのですが、こちらはただ溶かしただけでは無いらしく硫化物泉の再現度か素晴らしいです。温泉はやはりこれだよ!あがっても肌から硫黄臭がするのはいいですね。首都圏で都心から1時間内の範囲で、硫黄臭まで伴う硫化物泉は多分無いと思います(箱根ですら場所による)。塩化物泉も黒湯もいいですが、温泉気分は岩風呂に硫黄臭、熱気が芯に届く。ぬるくはないので長く入るとのぼせますけど、これでちょっと鉄分があれば…(それはぜいたくか)。
屋内は炭酸泉のほか(高濃度とは書いてませんでした)変わり湯(薬湯)があり、わりと広いです。洗い場やシャワーは邪魔にならないような配置で、かけ湯から屋内屋外に分かれる手水ゾーンなど、ゆったり空間を使っています。脱衣場は洗面部含め広くはないですが狭くもない。浴室はこんなかんじです。
このスパ階の下は食堂休憩階、上は岩盤浴休憩階です。岩盤浴は館内着のまま入ります。男女混合です。だいたい熱くなる床か小石の上に寝ます。下に敷くタオルは岩盤浴室前にたくさん積んでありますので、自分でとって、好きな部屋に入ります。見た目重視の部屋、休憩を兼ねた部屋、ゴリゴリ岩盤浴の部屋があり、ゴリゴリの部屋は鉱石と岩塩、人気がありますので混むことがあります。鉱石のが熱いです。マスク着用越したことはないですが、サウナに近い設備なので体調に影響します。入ってタオルを敷いて寝たら外してもいいでしょう。あと岩盤浴前に水分補給を忘れずに。サウナより低温なので長く入りすぎる可能性もあります(決まりでは一箇所15分まで)。見た目重視の部屋は鏡張りだったり宝石が散りばめられていたり。写真撮影可能だったりします(ゴリゴリは不可)。休憩的な部屋は温度が高くなく、時間になったら天井にプラネタリウム映像が照射されたり、アロマと瞑想など。ロウリュをやる部屋もあったようです。汗をかくので、岩盤浴を先にやってから休憩して冷ましてのち、浴室へ向かうのが合理的。個室を借りたり他にも色々サービスはあるようです。天井高く広々とした施設なので岩盤浴の部屋の前も広い寝ゾーンとなり、リクライニングチェアのかわりのようなものが床に並んでいます。喫煙ベランダは快適で気持ちよさそうです。
ここまで書いてきて、とにかくけっこう時間がつぶせます。来る人も時間を楽しんでいるのがわかります。ちょっと休日の状況が読めませんが、空いてれば半日くらいいても楽しいでしょう。食堂階は別に食事をせずとも休めるのは他のスーパー銭湯と同じ。ここは漫画を大量に置いていてマンガ喫茶的な利用もできるのだそうです。
極楽湯チェーンのしっかりしたポリシーのもと、差別化をはかった施設は平日昼間であれだけ学生を呼べているので、コロナ下でもやり過ごせているのではないでしょうか。コロナが過ぎればお酒も楽しめそうです。いや、とにかく硫化物泉というとこがいいです。
清水湯に戻ったところでコロナ沈静化が進まない状況をかんがみ、ふたたび止めようと思っていたのですが、たまたま久しぶりの遠出があり、上野でしたので谷中三崎町まで来ました。近くの全生庵でお盆の幽霊画展をやるときに寄る、ほぼ一年に一回のお湯朝日湯です。ちなみに上野は駅の東側はホテル付属施設やサウナ、とりわけ半露天付がわりとあります。しかし本当の銭湯や温泉となると西側で最近立て続けに廃業となっており、調べてみると日暮里駅か谷中三崎町のここしかありません。朝日湯は古臭くはない設備でリニューアルとまではいきませんが普通にきれいな一般銭湯です。谷中を知っているなら至便といってもいい、千駄木駅からもすぐです。このあたりもだいぶ変わりましたが、ここに銭湯があり続けることで風光明媚な螢沢の料亭から始まり布晒しの藍染川(別の場所で命名された説あり)として付近に開けていった古い町を想像できます。坂の上のほうは寺町で、一見マンションも混ざり震災戦災で歯抜けになりあるいは建て直されたようなところばかりのようですが、開発で地下を深く掘るとかつての江戸の墓地がそのまま出土してあっと言わせたことがありました。いま新しいお墓ばかりだからといって江戸の昔からここは変わらず寺町だったという証拠にもなりました。科学博物館に出土した江戸人が展示されています。
朝日湯はコンパクトな公衆浴場ですが入り口近辺は比較的広めでソファもあります。窓口仕様になっていて風呂用具も買えます。すぐ後ろから男女浴室に入り、脱衣場から浴室に向かいます。浴室も広くはないものの、洗い場より浴槽面積を重視したのか、奥壁に並ぶ3つの浴槽はわりとゆったりしています。高齢者が多い銭湯は温度が高く、ここも慣れない人は浴槽により難儀するかもしれません。一番左が広く、鉱石湯になっています。鉱石は日替わりもしくは週替わりで、わりとぜんぜん違う湯になります。鉱石の効能は人により見解が違うでしょうが、しっかり説明板が取付けられます。おおむね「よくあたたまる系」が多いとかんじます。このときは黄土石湯でした。トルマリン鉱石、ゲルマニウムのときもあり、だいたい毎日やっているようですが、スケジュール表があるので確認すると確実です。
真ん中はやや小さめの白湯。そして右側が薬湯で、このときは奥飛騨温泉の湯の花でした。湯の花は今の家庭用浴槽では詰まったり化学変化したり使えないことが多いと思いますので、こういうのはいいですね。「変わり湯」となっていてこちら変化が多いので、やっぱりスケジュール表で確認していくといです。その他有料サウナもあり、立ちシャワーのみがあります。
朝日湯はコンパクトな公衆浴場ですが入り口近辺は比較的広めでソファもあります。窓口仕様になっていて風呂用具も買えます。すぐ後ろから男女浴室に入り、脱衣場から浴室に向かいます。浴室も広くはないものの、洗い場より浴槽面積を重視したのか、奥壁に並ぶ3つの浴槽はわりとゆったりしています。高齢者が多い銭湯は温度が高く、ここも慣れない人は浴槽により難儀するかもしれません。一番左が広く、鉱石湯になっています。鉱石は日替わりもしくは週替わりで、わりとぜんぜん違う湯になります。鉱石の効能は人により見解が違うでしょうが、しっかり説明板が取付けられます。おおむね「よくあたたまる系」が多いとかんじます。このときは黄土石湯でした。トルマリン鉱石、ゲルマニウムのときもあり、だいたい毎日やっているようですが、スケジュール表があるので確認すると確実です。
真ん中はやや小さめの白湯。そして右側が薬湯で、このときは奥飛騨温泉の湯の花でした。湯の花は今の家庭用浴槽では詰まったり化学変化したり使えないことが多いと思いますので、こういうのはいいですね。「変わり湯」となっていてこちら変化が多いので、やっぱりスケジュール表で確認していくといです。その他有料サウナもあり、立ちシャワーのみがあります。
変な外連味なくサッパリした公衆浴場で昔からこういう銭湯にお世話になってきていた気がします。天井高く壁絵はタイル、シャワーやカランは昔からのものですがメンテは行き届いています。短時間で汗を流す、まさにこのあたりに用事があったとき立ち寄るのに最適な銭湯でした。やってる時間や曜日も近辺の銭湯に比べ多いと思います。
ここにきて原点に立ち返ります。混雑で有名で、コロナ後急に行かなくなってしまいましたが、昼からやっているため時間の隙をみると余裕で楽しめます。スナックやビールもある共用部にたむろする人は目に見えて減っていますが・・・縁台で狭い和風庭園を見ていると風呂屋は夏もいい、と改めて思います。(二階に広いスペースや女性用のマッサージ?みたいなスペースもありますがコロナ状況では不明)
ここがもともと旧来の公共浴場とは信じられない充実した設備の一般銭湯ビルで、平面積は広くないですが浴槽を内外に立体的に配置して壁面に緑をはわせ、全面的に最新デザイナーズ銭湯として生まれ変わっています。ただとにかく人が風呂に入る時間帯は混みます。近所の人に加え学生が多く、最近はタワマン住民も遠くからのファンも来るので(駐車場有)設備劣化が早い。ロッカーは新しいのにしょっちゅう壊れ(しょっちゅう治している)、洗い場のシャワーもだんだんお湯の出る時間が短くなっていっている(これは意図的かも)。靴箱とロッカーがほとんど100円ロッカーなのもそういうトラブルへの水際対策かもしれない(200円ぶん100円玉を持っていく必要がある、ただ靴箱は不要なロッカーもあり、これは他の100円玉ロッカーのある銭湯でも出てきてますね)。
入口脇のサウナは有料、赤外線ですがちょっと暗めのまずまずの広さで結構人気です。入口正面にかけ湯があり、サウナの人も使いやすくできてます。左にシャワー。縦に細長い浴室は天井が高く、真ん中の壁を境に洗い場と縦型メイン浴槽に分かれます。メイン浴槽はまあまあ広く、手前に水風呂、壁でジェット三基、電気のある温湯があります。これが共に黒湯。ヌルヌルはなく薄めですが粒度があり、肌に残ります。露天(半露天)階段下にも黒湯がありますが、あちらのほうは何か加工しているのか、わずかに泡もしくは湯の華がわきヌル感の出ることがあります。黒湯のヌルザラは肌への効果と保温効果のようで、別にそういうものを求めず、あがるとき気持ち悪ければ洗い流した方がいいかもしれない。露天は階段で上下に分けられた二つの小さな岩風呂風浴槽と、割と広い涼むスペースとなっており、夜の温泉ホテルのような照明の雰囲気もいいですが、昼の日差しと風は格別です。上の浴槽がここの売りである塩化物泉。加温はしていますが無殺菌源泉かけ流しでヨードを含むため絶対口に入れないよう、とのこと。黄色い塩化物泉はとくに大規模設備で濾過したものはよくありますが、濁り湯のままでかけ流しというのも珍しい。東京にはもう一つくらいしかなかったように思います。塩化物泉は刺激があり体に染みます。マストで流さなきゃならないほどきつい塩分ではないですが無殺菌なので流した方がいいのでしょう。ここは全体的にぬるめですが、この浴槽は中では少し熱めかもしれず、人の滞留はコロナの今はさほどひどくありません(時間帯によります)。
都内最高級の設備と温泉ふたつを備えたスーパー一般銭湯の筆頭株。普通の銭湯とは違う楽しみ方になりますけれど、同じ470円(2021/5現在)使うなら・・・どうでしょう。
久しぶりに来てやっぱりよかった。