湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

ブラームス:交響曲第1番

2005年11月25日 | ドイツ・オーストリア
チェリビダッケ指揮ロンドン交響楽団(Concert Club)1979/5/31ロイヤル・フェスティバル・ホールLIVE・CD

正直3楽章前半までは集中力がなくのんべんだらりとして(チェリらしい「ドイツ的重厚さ」が中途半端になり、「響きへの拘り」が単なる「横長」の印象につながってしまっている)まったく意趣を削がれた感じでがっかりした。テンポはそれほど落ちていないのだが解釈に面白みがなく飽きてくる。肝心の響きもあまりよくない。録音もホワイトノイズが濃い。正直、がっかりした。3楽章後半から4楽章、とくに4楽章後半ではじめてキレの良い叩きつけるような強い表現がハマってきていきなり楽しめるようになる。でもこれはコントラストがありすぎる。結果的に遅くはあるけれどもすさまじい表情のまま大団円を迎え拍手喝さい、だが、私は無印にしておく。アンコールのハンガリー舞曲のほうがいい!
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ブラームス:ハンガリー舞曲第1番

2005年11月25日 | ドイツ・オーストリア
◎チェリビダッケ指揮ロンドン交響楽団(Concert Club)1979/5/31ロイヤル・フェスティバル・ホールLIVE・CD

本編の交響曲第1番が何だったのと言いたいくらい打って変わって俊敏で迫力あるサウンドに胸揺さぶられる演奏になっている。とにかくものすごい。瞬時ブラヴォーやむなしでしょう。名演!録音もいい。
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本日はブリテンとロドリーゴの誕生日です

2005年11月22日 | Weblog
このくらいしかネタがない最近。でも更新しないと忘れそうなので・・・

そのうちまたブラームスでも書きます。
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NAXOSの無謀な賭け

2005年11月16日 | Weblog
ナクソス,クラシック音楽などのネット配信開始,月額1890円で1万200タイトル

 クラシック音楽の国際的なレーベル「NAXOS」の日本における音楽配信事業を手掛けるナクソス・デジタル・ジャパン(本社:東京都世田谷区,社長:佐々木隆一氏)は2005年11月15日,インターネットを利用した音楽配信サービス「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」の提供を同日に開始したと発表した。同サービスではナクソスが運営するWebサイト上で,クラシックやジャズなど1万200タイトルをストリーミング形式で配信する。月額利用料は1890円(加入した月は無料,法人契約の場合は割引あり)で,利用者は楽曲解説や音楽用語辞典などのテキストデータも閲覧できる(11月15日発表)。
<日経ニューメディア

つか・・・CDやめんの?もう値段じゃ差別化できない状態とはいえ、月額2000円近いサービスってなかなかないです、ストリーミング(保存不可)音声とテキストだけなのに。勿論音源聞き放題だからプロちかアマチュア演奏家とかにはいいかもしんないけど。ちょっと聞きできるから。

オンデマンド配信ってはやんないよ。。

それにしても昨日録音失敗(泣)プラグ抜けかかって1チャネルでしか録音されてないという、昔とおんなじ落ち。(独り言)
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今日はヒンデミットの誕生日です。

2005年11月16日 | Weblog
ごめんなさい、今週は別ジャンルの音楽で手一杯なのでクラシックはまったく。

おたんじょうびおめでとうございます、ってもう亡くなってるか。
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マーラー:大地の歌

2005年11月10日 | マーラー
○ジュリーニ指揮ベルリン・フィル、ファスベンダー(Ms)アライザ(T)(CD-R)1984/2/14live

ゆったりと浸れるマーラーだ。透明で明るく清清しい。たとえ2楽章や告別の暗黒面であっても少しの曇りもみられない気持ちのよさだ。歌唱も違和感なくその世界に溶け込んでいる。大地の歌の演奏としてこれは別に遅くもなければ間延びもしておらず、ジュリーニまだまだ壮年の輝きが感じられる中間楽章の俊敏さなど(俊敏というよりしなやかと言うべきかもしれないが)少しの乱れもなくドライヴされてゆくこのリズムよさにも演奏の素晴らしさが覗える。ベルリン・フィルの灰汁抜きされた音色に反感を持つ人もいるかもしれないが、私には程よく感じられ、技術的なベルリン・フィルの巧さが発揮されていると思った。録音もかなり良い。かといって◎にするほどの個性はないので、○にとどめておこう。この完成度ならブラヴォが出るかと思ったが拍手後半に少し入る程度で品のいい客だ。この曲なら拍手ナシで沈潜してもいいのだけれども、そういう雰囲気の演奏ではない。くれぐれも爽やかな明るさで統一された演奏である。
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本サイトのほう、ちょっとサービス。

2005年11月01日 | Weblog
今週は更新できそうにないので、かわりといってはなんですが本サイトのほうにBGMをつけました。あの古さでは権利関係などあろうはずもなく、またあくまで「伝」ですから諸所の問題は無いものとしてつけておきましたが、くれぐれも「大人として」聞いてくださいね。保存したり再配布したりしないように。クラシックは仮にも「大人の音楽」なんですから。やってるほうが子供だったとしても。

ついでに個人的な思い出もアップしてあります。みんな重いのでたぶん聞くのは至難ですが、こっちは作曲家はともかく、演奏する側の権利なんてないしそんなたいそうなシロモノじゃない。くれぐれもヒマで聞くものがないときにどうぞ。アンサンブルというものは決して個人の技量ではない、と手元に残っているテープを徹夜で聞きながらつくづく思った。

下手でも最低四人いれば流れは作れる。解釈はできる、改変も(気づく人は気づくでしょう)。室内楽は低層アマチュアのレベルだと即興的要素が多いので、そこを聞いてくだされ。音程とかハーモニーとか、はなから考えてないから。

ビットレート最低にしてるのですが、どうもイマイチ重いなあ。

※ジオシティーズサービス終了のため閉鎖しました
Comments (2)
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