チェリビダッケ指揮ロンドン交響楽団(Concert Club)1979/5/31ロイヤル・フェスティバル・ホールLIVE・CD
正直3楽章前半までは集中力がなくのんべんだらりとして(チェリらしい「ドイツ的重厚さ」が中途半端になり、「響きへの拘り」が単なる「横長」の印象につながってしまっている)まったく意趣を削がれた感じでがっかりした。テンポはそれほど落ちていないのだが解釈に面白みがなく飽きてくる。肝心の響きもあまりよくない。録音もホワイトノイズが濃い。正直、がっかりした。3楽章後半から4楽章、とくに4楽章後半ではじめてキレの良い叩きつけるような強い表現がハマってきていきなり楽しめるようになる。でもこれはコントラストがありすぎる。結果的に遅くはあるけれどもすさまじい表情のまま大団円を迎え拍手喝さい、だが、私は無印にしておく。アンコールのハンガリー舞曲のほうがいい!
正直3楽章前半までは集中力がなくのんべんだらりとして(チェリらしい「ドイツ的重厚さ」が中途半端になり、「響きへの拘り」が単なる「横長」の印象につながってしまっている)まったく意趣を削がれた感じでがっかりした。テンポはそれほど落ちていないのだが解釈に面白みがなく飽きてくる。肝心の響きもあまりよくない。録音もホワイトノイズが濃い。正直、がっかりした。3楽章後半から4楽章、とくに4楽章後半ではじめてキレの良い叩きつけるような強い表現がハマってきていきなり楽しめるようになる。でもこれはコントラストがありすぎる。結果的に遅くはあるけれどもすさまじい表情のまま大団円を迎え拍手喝さい、だが、私は無印にしておく。アンコールのハンガリー舞曲のほうがいい!