萱原祐子(P)
30年代という時代性のよくうかがえる曲。当時音楽辺境国において民族舞曲に材をとった国民主義的音楽が多かったなか、日本固有の世俗的素材をもとに「盆踊り」「七夕」「演伶」「佞武多」という四曲が編まれている。強調されるリズム要素にはっきり個性があらわれている。
こちらでどうぞ。
youtube
で。
ファンの多いかたですのでご参考までに・・・
とうぜんのように
火祭の踊り(ファリャ)
これくらいしか速いのが無かった、、、ルービンシュタインのカーネギーホールライブ映像、40年代。
チェレプニン 8つの小品
短期ですが師事されたようです(作品は50年代のもの)繊細な味わい。音のみ。
まーいふくべせんせいということで
ラヴェル ピアノ協奏曲(三楽章) この曲はオケがズレると1巻の終わりなのでyoutubeにも案外いいのが無い、ソリストとしてはアルゲリッチを推すべきですがここではオケがしっかりしているチェリビダッケ指揮のもので。晩年のラヴェルに賛美されたピアニスト、ミケランジェリのライヴ映像。
ラヴェルはジャズを取り込みましたが、音楽的辺境の民族舞曲を前面に押し出した曲の一例をば。
シマノフスキ、シンフォニア・コンチェルタント(交響曲第四番)ヤブロンスキ(三楽章)
簡潔で清潔な舞曲の底に蠢く妖しい響き、ひたすら打楽器的な奏法で貫く動画もあったけど、協奏的な意味でオケがダメ。icaの動画が全部あったらなー
新古典のピアノ協奏曲は明確に強靭に聴かせるべき音を響かせるアルゲリッチみたいなスタイルじゃないと音が多い場合グチャグチャになる が この「独善的な」スタイルにオケがついてかないこと多いよね、、、パリかぶれのアメリカ流浪のロシア人の「越後獅子」、
プロコフィエフ3番(三楽章)
フランスかぶれのイギリス国民楽派による日本音楽でおわり。日本民謡のよさをわかってらっしゃる。ここに挙げた中ではおそらく一番古い作品です。
ホルスト「日本組曲」