山形鶴岡出身で当地に住んでいた藤沢周平さんのエッセイ集を読み返している。
以前はざっと拾い読みしたのだが、お正月で時間のたっぷりあるときだと味わいが違う。
表題は江戸川柳「ふるさとへ廻る六部は気のよわり」からとったものだが、エッセイの中にもこの川柳が出てくる。
さて、年頭に当たり一首詠んでみました。
人がみな 群れて楽しく見ゆる日に
白バラ買ひ来て ひとり眺むる (rein)
ハァ、ちょっと暗いですかねえ。
この歌、どこかで聞いたことありませんか?
そう、周平さんのエッセイに登場する啄木の歌のパクリ。
啄木は人がえらく見える日に花を買って奥さんと眺めたんですね。
風邪で寝込んでいる折、暗くなったり、孤独になったり。
気がゆるむとろくなことないですね。
「気のよわり」なんでしょうか。
以前はざっと拾い読みしたのだが、お正月で時間のたっぷりあるときだと味わいが違う。
表題は江戸川柳「ふるさとへ廻る六部は気のよわり」からとったものだが、エッセイの中にもこの川柳が出てくる。
さて、年頭に当たり一首詠んでみました。
人がみな 群れて楽しく見ゆる日に
白バラ買ひ来て ひとり眺むる (rein)
ハァ、ちょっと暗いですかねえ。
この歌、どこかで聞いたことありませんか?
そう、周平さんのエッセイに登場する啄木の歌のパクリ。
啄木は人がえらく見える日に花を買って奥さんと眺めたんですね。
風邪で寝込んでいる折、暗くなったり、孤独になったり。
気がゆるむとろくなことないですね。
「気のよわり」なんでしょうか。