じゃんがら念仏踊り

いわき市の無形文化財に指定されています。

新盆の家を回って故人の供養をするために踊るもの。

昼夜を問わずあちこちから鉦や太鼓や歌が聞こえてくるのが
いわきの夏の風物詩。
鉦を鳴らしながらじゃんがらの一行がくると、
新盆の家の庭先には近隣の人が自然に集まってきて
故人を偲びながら踊りを見学するのです。

写真は、銘菓「じゃんがら」の能書きですが、
だいたいこんな感じです。

十六ささげ

♪盆でば米の飯、おつけでば茄子汁、十六ささげのよごしはどうじゃいな～～

と、むかし盆踊りでよく踊っていたから
てっきり「いわき盆唄」の歌詞かと思って探したら
このフレーズだけがどこにも見あたらない。
風化してしまったのか？

なぜこんなことを書いているかといえば
昨日「十六ささげ」をＪＡあさか野で買ってきたからなのです。
よごし、というのはごま和えのことだと思うけど、
お盆のころになると、ナスとミョウガの味噌汁や、
十六ささげ(かどうか不明。インゲンかも)
のおひたしやごま和えがよく食卓に上りました。

で、そんな歌を思い出し検索してみたわけです。

そしたら
「いわき盆唄」ではなく「じゃんがら念仏踊り」の歌詞ということがわかりました。
ああ、そうだったかしらね。
先日お墓参りに行ってちょうど家にお菓子の「じゃんがら」があったので
十六ささげと組み合わせて写真を撮りました。

よし、きょうは「なす汁」と「よごし」をつくってみよう。
お味のほうはどうじゃいな？