りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

トノサマガエルのギャンブル。

2008-11-04 | Weblog
小室哲哉。

今朝、新聞やテレビの報道を見て、最初に思い浮かんだのは、
高校時代に聴きまくったTMネットワークのことでもなく、
社会人になって、カラオケで大はしゃぎした小室ファミリーのことでもなく、
子どもの頃に絵本で読んだ寓話「トノサマガエル」の話だった。

ある日、トノサマガエルは,仲間のトノサマガエルと“どっちのお腹が
大きく膨らむか?”ということを競い合った。
トノサマガエルは、仲間に負けたくないがためにドンドンお腹を膨らませて、
ついに最後にはお腹が破裂してしまった・・・たしか、そんな話だったと思う。

人間には、必ず人生に一度や二度、全てを賭けて博打を打つような時が
必ずあると思う。いや、なくてはならない。
90年代の小室哲哉がそうだった。
小室は、その賭けにベットして勝った。勝ちまくった。べらぼうに勝ちまくった。

でも、全てには終わりがあるのだ。
仮に終わりがないにしても、ベットする持ち金を状況に応じて変化させることも、
賭け事における勇気だと、僕は思う。
小室には、それがなかった。もしくは、それを助言してくれる人がいなかった。
自分の腹は、どこまでもいつまでも膨らみ続けると思っていたのだろうか。

逮捕前の小室は、数千万円単位の金策に奔走していたらしい。
10数年前の彼なら考えられない行為だ。

ちなみに、僕も多忙となる今月のプライベート用の資金調達のため、
今、金策に奔走している。
もっとも、小室の金額よりもゼロが2つも3つも少ないけどね。
コメント (2)
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