りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

LOVE PSYCHEDELICO meets 佐野元春。

2010-01-14 | Weblog
もう、デビューして10年になるのか。

カーラジオから流れて来た「LADY MADONNA ~憂鬱なるスパイダー~」を初めて聴いた時、
頭のてっぺんからつま先に向かってものすごい電流が流れた事を、今でも憶えている。
10代の頃は多感だったし、何よりも無知だったから、それこそラジオから流れる音楽に毎日のように
電流ショックを受けていたけど、30代になって以降、そんな経験をしたのは、唯一彼らだけだった。

LOVE PSYCHEDELICO。

日本のロックの歴史の中で、必ず語られるのが“日本語の歌詞”だった。
基本的に、ロックに日本語の歌詞を乗せるのは難しい。
当初は、不可能とさえ言われていた。
黎明期の日本のロックは、そんなロックのリズムにいかに日本語を乗せて歌うか?
という、今では当たり前のことへの闘いの歴史であったと言っても過言ではないだろう。

しかし日本のロックシーンは、そんな容易に橋を架けることができない大河の
ような難題を、まるで小川を跨ぐようにヒョイっと、軽く飛び越えてしまう
天才を時に産み出してきた。

それが、桑田圭祐であり、佐野元春であり、桜井和寿であり、
宇多田ヒカルであり、そして、LOVE PSYCHEDELICOだった。
彼らはみんな、日本語の語感を巧みにロックのリズムに乗せる事に成功し、英語詞と
混ざりあってもなんら違和感のない日本語のロックの名曲を世の中に発表してきた。

明日(1月15日)のフジテレビの音楽番組「僕らの音楽」にLOVE PSYCHEDELICOが出演するそうだ。
滅多にTVに出ない彼ら。それだけでも一見の価値があるのに、なんと番組内では佐野元春とコラボ
レーションをするそうだ。
このブログを以前からお読みの方ならよくご存知のように、僕は中学以来の佐野元春のファンだ。
奇しくも、今年は佐野元春もデビュー30周年という節目の年である。
(これについては、僕の想いをまたあらためて書きたいと思う)

日本語のロックを大きく変えた2組の偉大なアーティストのコラボ。
これは、必見である↓
http://www.fujitv.co.jp/ourmusic/index.html
コメント
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