林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

ぐんまワンデー世界遺産パスの旅2.

2014-12-14 | 鉄道・旅行
 2.2日目-真夜中の立案と寝不足の旅立ち

間違って片道切符でいい幕張から小山までを往復で購入してしまった。
帰りは既に安中榛名からの新幹線指定席特急券と幕張までの乗車券を購入している。
小山から幕張までの「かえり」の切符は無駄になってしまう。
しかしよく考えてみるとこの切符は「11月20日から4日間有効」なのである。



JRの切符は距離によって有効期限が変更になる。
長距離の切符になればなるほど有効期間も延びることになる。
つまり11月20日には使う機会はないけれど、翌日に使えばいいのである。
「ぐんまワンデー世界遺産パス」のフリーエリア内には吾妻線も含まれている。
入院中に「青春18きっぷ」の旅の計画を幾つも作っていた。
その中のひとつに吾妻線の旅があった。
吾妻線は以前に万座・鹿沢口までは行ったことがあるが、終点の大前まではまだ未乗車である。
また八ッ場ダム建設のために2014年10月1日に新線に切り替えられ、
岩島から長野原草津口の間が水没する区間を回避するために新線に切り替えられた。
そこで「青春18きっぷ」で吾妻線完乗の旅を企画していた。
この企画を前倒しして11月21日金曜日に「ぐんまワンデー世界遺産パス」で決行する。
この切符はフリー区間が群馬県の範囲に限られているため、
往復は新幹線を利用することになる。
往復も在来線普通列車を使用する「青春18きっぷ」よりも時間的余裕が出来るため、
「ぐんまワンデー世界遺産パス」の範囲内にある新幹線単独未取材駅の上毛高原も取材する。
新線切り替え後の吾妻線完乗を目的に予定を立てていった。

まずは上越新幹線で直接上毛高原駅に行き朝一で駅取材する。
ここから「ぐんまワンデー世界遺産パス」を利用して高崎まで戻り、
吾妻線直通の上越線に乗り込み、川原湯温泉、長野原草津口と途中下車し、
終点の大前まで行って高崎まで戻る。
更に両毛線で小山まで行き、東北新幹線で帰京する。
川原湯温泉は以前にも取材したが、新線切り替え区間のために新駅の方も取材ししたい。
帰りの乗車券は既にあるために行きの乗車券と新幹線指定席特急券、
帰りの新幹線指定席特急券を11月20日の旅行の途中に購入することにする。
そのため計画をきちんと立てて帰りの特急の列車を決定する必要もあった。
幕張から小山までの片道切符を往復で買ってしまったことに気付いたのが、
前日の11月19日水曜日の就寝前だったため、
それから吾妻線の予定を作成して実際の就寝は2:00a.m.を過ぎてしまった。

11月20日木曜日、当日は06:20東京発のの東北新幹線「やまびこ201号」に乗るため、
幕張駅では04:56の総武緩行線に乗り込んだ。



これは平日上りの2番目に早い列車である。
翌日の予定表を作成していたため、睡眠時間は2時間になってしまった。
寝不足の中の旅立ちで、秋葉原に行く途中にもうとうとしてしまった。
幕張駅で乗った時はまだ早朝だったために人も疎らだったが、
秋葉原から乗った京浜東北線は既に通勤客で混み始めていた。
05:42に東京駅に到着し、東北・上越新幹線の改札で新幹線特急券とともに乗車券を入れる。



家を出た時はまだ漆黒の闇に包まれていたが、東京駅に到着した時には夜が明け始めていた。
乗り換え時間は38分だったが、さすがに寒くてホームでは待っていられず、
待合室で時間を潰し、出発10分前を切った頃にホームに向かった。
「つばさ」E3系新塗色やE7系「あさま」を狙ったが、見掛けることはなかった。
「やまびこ201号」にはE2系1000番台が充当されていた。



売店で駅弁「秋露のささやき」1,300円とお茶を購入して乗り込む。
「やまびこ201号」は06:20に東京駅を出発する。
この列車は仙台までの各駅に停車する列車で、小山は東京から4つめ、43分の乗車時間である。
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