1.闘病中の旅行計画と治療の断念
今年3月に悪性リンパ腫の再発が見つかり、検査を積み重ねて7月より抗癌剤治療を開始した。
抗癌剤治療は正常な白血球にも影響を及ぼしてしまうため、
点滴での投与のあと白血球減少が始まりそれがある程度戻るまで入院し、
いったん退院して再度抗癌剤治療に堪えうるまで数値が戻ったら再入院する。
予定では3回の抗癌剤治療のあと、末梢血の幹細胞を採取して冷凍保存し、
後半は自己末梢血を移植しながら大量化学療法を行うことになっていた。
しかし3回目の治療の最後に行う予定だった末梢血採取が可能な量に戻らず、
予定外の4回目の入院をしてエンドキサンという抗癌剤単体を大量投与して、
再び末梢血の採取を試みたが上手くいかなかった。
結局前半の抗癌剤投与で治療を中断することになってしまった。
千葉県がんセンターは病室にLANソケットが設置され、
別料金を取られることなくネットが使い放題になっている。
そこで2回目の入院から予備機として持っていたノートパソコンを持ち込んだ。
入院中の暇潰しとしてJTBパブリッシングの「JR私鉄全線乗りつぶし地図帳」を購入し、
自分のホームページやブログを見ながら蛍光ペンで乗車区間を塗りつぶしていった。
日本全国に鉄道写真を撮りに行っていてほとんどの区間を乗りつぶしていると思っていたが、
意外と乗っていない区間が多いことに気がついた。
今現在は乗りつぶしは特にやっておらず、今後も今すぐやるつもりはなかった。
将来、定年退職後の楽しみに取っておこうと思っていたのだ。
しかし未乗車区間が意外と多いことに気付いたため、
今後の旅行計画では乗りつぶしにも配慮しながら計画していこうと思った。
勿論、基本は車両取材や駅取材が中心であることに変わりはないが、
その中でルート決定には乗ったことのない路線を優先していこうと思ったのだ。
また暇潰しに旅行計画を立てていった。
主治医からの治療計画の話によると、治療には約半年を予定しているとのこと。
つまり7月から治療を開始しているので来年3月に終了することになる。
この時期は春の「青春18きっぷ」の利用区間に合致するので、
社会復帰の前に闘病に耐えた自分へのご褒美として「青春18きっぷ」の旅を企画した。
入院中は日和見感染の対策としてなるべく他人に会わないようにしていたため、
入浴とトイレ以外は病室のベッドから出られなかった。
そこで暇潰しにどんどん旅行計画を立てていった。
「青春18きっぷ」の春季の利用期間は3月1日から4月10日の40日間である。
そこで今回は休職中であることもあり、2枚10回分を使った旅を計画した。
そのうち4回分を使って山陰本線乗りつぶしに挑戦する。
空路を使って山口宇部空港に降り、山陽本線経由で幡生まで行き、3泊で京都を目指す。
あとは2回分を使って1泊で紀勢本線を乗りつぶす紀伊半島の旅、
2回分を使って宮崎空港に降りて未乗車区間の吉都線、指宿枕崎線を乗りつぶす。
残りの4回分については吾妻線新線完乗や久留里線完乗、成田線成田-我孫子間の全駅取材など、
1回分ずつの旅を挟んで10回分を使い切る。
ところが治療が上手くいかず、11月に最終的に治療を断念することになった。
それによって社会復帰も早まることになり、春季の「青春18きっぷ」の計画もご破算となってしまった。
そこで冬季の「青春18きっぷ」で再度計画を練り直すことになったのだ。
今年3月に悪性リンパ腫の再発が見つかり、検査を積み重ねて7月より抗癌剤治療を開始した。
抗癌剤治療は正常な白血球にも影響を及ぼしてしまうため、
点滴での投与のあと白血球減少が始まりそれがある程度戻るまで入院し、
いったん退院して再度抗癌剤治療に堪えうるまで数値が戻ったら再入院する。
予定では3回の抗癌剤治療のあと、末梢血の幹細胞を採取して冷凍保存し、
後半は自己末梢血を移植しながら大量化学療法を行うことになっていた。
しかし3回目の治療の最後に行う予定だった末梢血採取が可能な量に戻らず、
予定外の4回目の入院をしてエンドキサンという抗癌剤単体を大量投与して、
再び末梢血の採取を試みたが上手くいかなかった。
結局前半の抗癌剤投与で治療を中断することになってしまった。
千葉県がんセンターは病室にLANソケットが設置され、
別料金を取られることなくネットが使い放題になっている。
そこで2回目の入院から予備機として持っていたノートパソコンを持ち込んだ。
入院中の暇潰しとしてJTBパブリッシングの「JR私鉄全線乗りつぶし地図帳」を購入し、
自分のホームページやブログを見ながら蛍光ペンで乗車区間を塗りつぶしていった。
日本全国に鉄道写真を撮りに行っていてほとんどの区間を乗りつぶしていると思っていたが、
意外と乗っていない区間が多いことに気がついた。
今現在は乗りつぶしは特にやっておらず、今後も今すぐやるつもりはなかった。
将来、定年退職後の楽しみに取っておこうと思っていたのだ。
しかし未乗車区間が意外と多いことに気付いたため、
今後の旅行計画では乗りつぶしにも配慮しながら計画していこうと思った。
勿論、基本は車両取材や駅取材が中心であることに変わりはないが、
その中でルート決定には乗ったことのない路線を優先していこうと思ったのだ。
また暇潰しに旅行計画を立てていった。
主治医からの治療計画の話によると、治療には約半年を予定しているとのこと。
つまり7月から治療を開始しているので来年3月に終了することになる。
この時期は春の「青春18きっぷ」の利用区間に合致するので、
社会復帰の前に闘病に耐えた自分へのご褒美として「青春18きっぷ」の旅を企画した。
入院中は日和見感染の対策としてなるべく他人に会わないようにしていたため、
入浴とトイレ以外は病室のベッドから出られなかった。
そこで暇潰しにどんどん旅行計画を立てていった。
「青春18きっぷ」の春季の利用期間は3月1日から4月10日の40日間である。
そこで今回は休職中であることもあり、2枚10回分を使った旅を計画した。
そのうち4回分を使って山陰本線乗りつぶしに挑戦する。
空路を使って山口宇部空港に降り、山陽本線経由で幡生まで行き、3泊で京都を目指す。
あとは2回分を使って1泊で紀勢本線を乗りつぶす紀伊半島の旅、
2回分を使って宮崎空港に降りて未乗車区間の吉都線、指宿枕崎線を乗りつぶす。
残りの4回分については吾妻線新線完乗や久留里線完乗、成田線成田-我孫子間の全駅取材など、
1回分ずつの旅を挟んで10回分を使い切る。
ところが治療が上手くいかず、11月に最終的に治療を断念することになった。
それによって社会復帰も早まることになり、春季の「青春18きっぷ」の計画もご破算となってしまった。
そこで冬季の「青春18きっぷ」で再度計画を練り直すことになったのだ。