林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

近江鉄道デイドリーム2.

2015-10-20 | 鉄道・旅行
 2.びわこ京阪奈線フリーキップと多賀大社前の「笑門」

近江鉄道と信楽高原鐵道の旅は6月13日土曜日に決定した。
その理由は彦根駅に併設されている「近江鉄道ミュージアム」を訪問するためである。
「近江鉄道ミュージアム」は車両基地に留置されていた電気機関車などを、
原則として月に1回公開するもので、予定日は近江鉄道のホームページに掲載されている。
6月は13日土曜日が公開日となっており、これに合わせて計画を立てたのだ。
06:26東京発の「ひかり501号」で米原まで行くため、
それに合わせて総武緩行線05:14幕張発の上り列車に乗車する。



秋葉原で京浜東北線南行に乗り換えて東京まで行く。
東海道新幹線の改札を潜りホームに行く。



6月7日日曜日に三岐鉄道の乗り潰しに出掛けた時に駅弁を購入し、
その時に700円以上のジェイアール東海パッセンシジャーズの駅弁購入で飲み物プレゼント券を貰った。



それを利用して「日本の味博覧」1,100円を購入してペットボトルのお茶を貰う。
米原までは2時間22分で、東口に出てここで近江鉄道の窓口で京阪奈線フリーキップ1,030円を購入、
そのまま近江鉄道本線の800系802編成に乗り込む。



この列車は近江鉄道本線から多賀線に直通して多賀大社前まで行くが、
彦根で18分の停車時間があり、それを利用して東口を駅取材する。
隣接する「近江鉄道ミュージアム」の車両が一部見える。
多賀大社前まで行ってからここを見学する予定だが、期待が募る。
高宮で多賀線に直通してそのまま終点の多賀大社前まで行く。
駅名通り、駅前には大きな鳥居があり、
31分の折り返し時間があったため少し参道を歩いてみる。
個人の家の入口には「笑門」という絵馬がかかっている。



去年、紀勢本線完乗に挑戦した時に伊勢志摩地方で「笑門」と書かれた注連縄を飾る習慣があったことを学んだ。
この「笑門」には次のような逸話があるいう。

 素戔嗚尊が宿に困っていると貧しいが心の優しい蘇民将来が自分の家に泊めて手厚くもてなした。
 この善行に感激した素戔嗚尊は「後の世に疫病あらば、汝、蘇民将来の子孫と云いて、
 芽の輪を以ちて腰に付けたる人は免れなむ」と言い残した。
 それ以来、疫病が流行った時も蘇民の子孫は芽の輪のおかげで災いから免れて繁栄したという。

この芽の輪が現在の注連縄となり、厄除けの意味で一年中飾ってあり、
「笑門」とは「蘇民将来子孫家門」の略であるが、
朝敵とされる平将門への連想を嫌って「将門」を「笑門」にしたと伝えられていた。
伊勢志摩から伝承が伝わったのであろうか。
疑問が解消しないまま折り返し列車に乗り本線と多賀線の分岐駅である高宮まで行く。
コメント
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