林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

近江鉄道デイドリーム5.

2015-10-28 | 鉄道・旅行
 5.前倒しの信楽高原鐵道と貴生川の空白-屋号のないラーメン店

予定では15:19八日市発の下り列車で貴生川まで行くことになっていたが
新八日市から徒歩移動したために何とか1時間早い14:19に間に合った。
近江鉄道本線は朝晩の通勤通学時間帯を除き、基本的には1時間に1本のダイヤである。
八日市で19分の接続時間を計算していただけに1本速い列車に乗れたのは嬉しい誤算である。
日野では4分の停車時間があり、これを使って駅取材を強行する。
15:04に貴生川駅に到着し、ここで20分の乗り換え時間で信楽高原鐵道に乗り換える。
待ち時間を利用して南口駅舎を取材、ホームに入って信楽高原鐵道の気動車を待つ。
15:17にSKR310形SKR311が入線してきた。



この列車は貴生川に7分間停車して15:24に信楽に向けて出発する。
貴生川から最初の駅の紫香楽宮跡までは9.6kmと長く、
そのあとは3駅に停車して信楽に到着する。
途中駅は単式1面1線の無人駅である。
信楽といえば狸の置物で有名な信楽焼を連想するが、
駅前には巨大な信楽焼の狸があり、良く見るとそれは公衆電話だった。



ケータイの普及で緑の公衆電話はあまり見掛けなくなったが、
ここでは狸の置物の存在感を示すためにまだ駅前に緑の公衆電話が設置されている。
15:49に信楽に到着した列車は15分の停車時間で16:04に貴生川に向けて出発する。
貴生川に到着したのは16:27で、近江鉄道本線の米原行きも16:27発である。
当然の事ながらJR西日本の改札を出て近江鉄道の改札を潜り、
同時刻発着の列車に乗り換えることは不可能である。
次の列車は17:11始発の八日市止まりで、44分の余裕がある。
未取材だった北口を取材し、駅前を散策して一件のラーメン店を見つける。
屋号が書かれておらず、恐る恐る入ると誰もいない。
声を掛けると店主らしい高齢の女性が出てきた。
ラーメンのメニューが充実しているが、そのほかにもいろいろやっているらしく、
17:11の列車に乗りたいので早くできるメニューを訊ねたら、
うどんなら直ぐに出来るとのことできつねうどん380円をオーダー、
さらにお客さんの評判がいいということで、肉大餃子380円もオーダーする。
早く出来ると云ったが以外と時間がかかり、慌てて喰う羽目になる。
それでも何とか17:11始発の八日市行きの列車には間に合った。
コメント
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