22.銀河鉄道な在来線と風呂屋の暖簾
JR新花巻駅は在来線と新幹線の乗換駅であり、
在来線は単式1面1線の、
地上ホームを有する釜石線の駅である。
東北新幹線は相対式2面2線の高架ホームを有している。
新花巻には中線が設置されておらず、
ホームには可動式安全策が設置されている。
1番線は下り、2番線上りが使用する。
東北本線は1982年6月23日に大宮から盛岡までが部分開業した。
しかしこの時には新花巻には駅は設置されず、
地元の請願により1984年より工事に着工、
1985年3月14日に開業した。
費用は岩手県が3分の1を補助、その他地元からの協力金などもあった。
在来線と新幹線の駅舎は独立しており、
県道を地下通路で渡り、新幹線駅舎に至る。
在来線の単式ホームは宮沢賢治の、
「銀河鉄道の夜」をイメージしたデザインになっている。
ここから新幹線の駅舎に地下道を通って移動し、
駅舎を取材してからお土産などを買い、
新幹線ホームの改札口を潜る。
改札口は1階でホームは2階部分の高架に設置されている。
乗り場に行き入り口には何故か風呂屋の暖簾が掛かっていた。
1番線下り盛岡、新青森方面は女湯をイメージさせる赤い暖簾。
2番線上り仙台、東京方面は男湯をイメージさせる青い暖簾。
青い暖簾を潜る・・・というほど低い位置にはないけれど、
ここから階段を上ってホームに上がっていく。