rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

7月7日の七夕は・・・

2013-07-07 23:19:34 | 空・雲・星・太陽たち
7月6日、例年より15日も早い梅雨明けとなった。
涼しかった日から一気に梅雨明け直後の猛烈な暑さにより、各地で熱中症が相次いでいる。

今日の7月7日も、朝から猛烈な陽射しと暑さだった。
空梅雨で乾ききった大地が、ジリジリと焼けている。
道路も家々も熱く焼けて、一雨欲しいと皆が願っていた。
午後5時半頃、大気を振動させる低い音が聞こえてきた。
雷?
台所の窓から北の空を見ると、黒い帯のような雲が広がっている。
夕飯の支度をしながら注意していた。
黒い帯はだんだんと近づいてくる。
黒い帯の通過したところは夕方の黄ばんだ色の空が広がって、奥行きがあるように見えず、雨の期待は持てなかった。
ところが、強い北風が吹きだし、東の風に変わって間もなく、一気に土砂降りの雨となった。
まるでスコールのよう。
10分も降っただろうか、土砂降りの雨は通過して、その後には東の空の高い位置に虹がかかった。
まだいくらかの名残り雨が降る中、家族で虹を見に外へ出る。
道路には、先ほどのスコールで出来た川が出現している。
先日からの強い南風で舞い上がった土埃がきれいに洗い流されて、空と空気が澄んでいた。

つい今しがた、もう寝ようかと部屋の明かりを消したとき、ふと今日が七夕であることを思い出した。
窓から空を見上げると、星星が瞬いている。
東よりの空を見上げると、薄雲がかかっているけれど、雲間から織姫星のベガが輝き、その若干南よりの下に彦星のアルタイルが微かに見えた。
ふむ、意識して七夕の日にこうして織姫星と彦星を見られたのは、初めてかもしれない。

本来ならば、七夕は旧暦の行事だから、新暦での8月13日が今年の七夕の日になる。
忘れなければ、もう位置その日に空を見上げてみよう。
夏の大三角形の内2つの星だから、見つけやすいこともあるしね。