rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

ちびカエルとオニヤンマ

2013-07-01 22:11:14 | 生き物たち
夏の警邏隊長オニヤンマが、悠然と庭を低空飛行しだした。
一時姿を消したカエルが、今度はちびカエルとなってラズベリーの葉の上にちょこんと座っている。
トンボも大勢やってきて、いたるところに立っている花の支柱の先に飾り物のように止まる姿がある。
今日から7月だ。
3ヶ月予報では、梅雨明け後には猛暑となり、その暑さは長く続くとあった。
それではさしものオニヤンマやカエルも、熱中症になるかもしれない。

長い歴史のうちには、冷夏もあれば旱もあって、いつも温和な気候というわけにいかないのは分かっている。
今年は5月になっても晩霜で、10センチほどに成長したジャガイモの苗が被害にあった。
おかげでジャガイモの芯芽のところが傷んで出来は悪い。
スーパーの野菜の値段が全般的に高くなっているのは、晩霜や雨不足での不作、円安による燃料費の高騰がハウス栽培野菜に影響を及ぼしているからだ。
近年多くなったゲリラ豪雨や竜巻も、作物や動植物に様々なダメージを与える。

今のところオニヤンマ隊長と噺家カエルは、坦々と自分の職務を全うしているようだ。
彼らは気を揉んだりすることはない。
オニヤンマはオニヤンマとして、カエルはカエルとして、彼ら世界の中心の我が家で坦々と生きている。