rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

ねこ怒る

2013-07-29 16:18:16 | ねこ

機嫌直って・・・ 29/7/2013


大好き、日々草 29/7/2013

ねこのカリカリ餌を切らした。
昨日の夕方に外へ出たら、いつも通りにねこが餌をねだってきた。
餌の置いてあるドアを開けると、「ややっ!、餌がない!!」
それで餌がなくなったことを知ったが、時すでに遅し、料理しながらワインを飲んでしまったのだ。
ねこを見ると、大きな目をこちらに向けて「ごあんちょうだい」と期待している。
やばい、やばすぎる。
「ごめんね、餌を買ってくるの忘れていたよ、茶碗に残っているので我慢してね、明日必ず買ってくるから。」
そういい残し、さっさと部屋に逃げ込んでしまった。
どうしよう、ねこは怒っているに違いない。
明日、10時に店は開いたなら、イの一番で買いに行かなくちゃ。

朝、階下に下りるとそこにはねこが待ち受けていた。
餌を期待している。
まだ店が開くには4時間ほども待たなくてはならない。
「ごあん、にゃおにゃお」といいながら、茶碗のところへ私を誘導する。
すると茶碗には、義母があげたシーチキンが食べかけてある。
「ねこ、これをきちんと食べようね、時間がきたら餌を買ってくるから、もう少し我慢してよ」
ねこは、私とドアを交互に見て、餌の催促を続行。
でも、仕方がない、また、私は逃げるように部屋に向かった。
9時ごろ、小さい人と義母がとうもろこしをねこにあげていた。
それでもやっぱり不満げだ。
私を目ざとく見つけると、ねこはスタタタやってきて、懇願するようなまなざしを投げかけてくる。
そして、どこまでもついてくる。

やっと10時になって、見送るねこを残し、車を発進させた。
いつものカリカリ餌を買って戻ると、ねこは首を長くして待っていた。
袋を開けて餌を茶碗に入れているのももどかしいと、ねこは茶碗に顔を突っ込む。
息せき切って食べるから、のどに詰まってむせ返る。
それでも、どんどん口に入れるのは、どこか身近で見ているような・・・家人だ、パスタを食べるときの家人そっくりなねこの行動に、呆れ返ってしまった。

結局のところ、ねこが認定している「ごあん」は、カリカリ餌を置いてほかはないということが決定的なものとなる。
ほかのシーチキンやとうもろこしなどは、おやつにすぎないらしい。
いつもの餌を食べ終わって、ねこはやっと落ち着いたとこれ見よがしに私のいるところへやってきて、毛づくろいをはじめた。
どうやら、もう怒ってはいないらしい。
私もこれで一安心だ。