タカサゴユリと氏神様 31/8/2013
西日が照らす明と暗 31/8/2013
またもやユリの季節となった。
家をぐるりと囲んで咲き誇る。
台風も消滅させてしまうほどの強烈な太陽に照らされながらも、負けじとばかりに花をつけた。
ユリよ、お前はかくも強いのか。
庭のいたるところに、虹色トカゲ、つまりニホントカゲが闊歩している。
こちらに殺気がないのをいいことに、人が近くを通っても慌てることもないようだ。
昨日、中くらいの人が、虹色トカゲを捕まえていた。
まだほんのこども、体長5センチくらいだろうか。
カエルは、草木の葉など高いところを活動場と決めているので、トカゲとうまく棲み分けている。
今日は、9月1日。
熱帯や明けの朝は、すでに30度を越えていて、暑くて目が覚めた。
90年前の東京神奈川周辺の地域に甚大な被害をもたらした大正の関東大震災が起きた日でもある。
都市化が進み人口が集中した地域の大きな直下型地震は、とてつもない被害をもたらす。
減災を兼ね備えた都市づくりは、目先の高利益追求型の社会にはなじまないため、かつての教訓も生かされていないのが現状だ。
忘却は、生きるための免疫機能といえるけれど、果たしてそれでいいのだろうか。
生命はしぶといものであっても、学ぶことなく同じ災難を繰り返すようでは、人もたいしたことがない生き物である。