rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

9月19日中秋の名月は満月だった

2013-09-22 15:57:49 | 空・雲・星・太陽たち
9月19日の木曜日は、中秋の名月だった。
しかも満月でもあり、見事なくらいに空は晴れて、ほぼ日本中で美しい月を眺めることができた、またとない日であった。
この3日ほど前、台風18号が日本縦断して多くの被害をもたらしたけれど、大気に混じった塵と秋雨前線を掻っ攫っていってもくれた。
だから、台風が去って後の空はすっきりと冴えて、満月に向かい肥える月明かりが明るく照らす夜をくれた。

中秋の名月は必ずしも満月に限らなく、2010年から3年間満月という好期であった。
しかし、今後7年間は満月にならず、2021年を待たなくてはならない。
そこでメディアなどもこぞって今回の中秋の名月をとりあげていた。
月光マニアにとってもちょっとしたイベントなので、友人たちに名月鑑賞のお誘いメールをする。
ある情報で、真の満月になるのは19日の夜8時13分だとかで、その時間に同時に空を見上げようというもの。
もちろん月が輝き始めたときからしばしば空を見上げる我々だけれど、決まった時間にそれぞれの場所で月を見るというのはロマンチックではないか。
私はカメラを携えてその時間にスタンバイし、シャッターを切りながら月を眺めた。
眩しいくらいに輝く月は、神々しくあり、心を癒してくれた。
さて、写真はというと、まだニコワンと仲良くなりきれていない不真面目さゆえ、真円に写ってこそいてもコントラストが激しくて白抜けするお粗末さ。
それでも、月を愛でることはできたので、好い時を過ごせたのであった。

次の満月になる中秋の名月を、自分は見られるであろうか。
先のことは、誰にもわからない。
もし、運良くそのときが来たのなら、今回のように友人に声をかけてともに月を見上げたいと思っている。