rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

暑過ぎでしょう10月9日水曜日

2013-10-09 22:53:07 | 雑記または覚書
10月ですよ、いくらなんでも暑過ぎやしませんか?
台風24号が日本海を北東に進み南からの暑く湿った風が吹き込んでフェーン現象になったにしても、酷過ぎやしませんか?
新潟の糸魚川では、35度を超える記録的な暑さとか、まったく洒落にならんですわ。

このあたりでは、午後から猛烈に強い南よりの風が吹き付けて、家を揺らし、畑の土を瞬く間に乾燥させて土埃と吹き上げ、暑いのに窓をぴっちりと閉め切らなくてはいけなかった。
扇風機でなんとか夕方近くまで凌いだけど、熱く焼けた屋根瓦のオーブン効果が冷めずに室内の温度を上げていく。
子供たちも帰ってきたから、エアコンを『冷房』の設定でスイッチを入れた。
いやはや、9月中頃は涼しくなって、今年は秋がやってきたと喜んでいたのに何たることか!
もし人間の経済活動によって引き起こされた温暖化だとしたら、自業自得。
長い地球のサイクルで高温期になっているのだとしたら、それは地球の自浄作用。
ただ、人の仕業ならば、これから生まれ来る人たちのために今のシステムを改めなくてはいけない。

今日見ていたDVD「ジョルジュ・メリエス『月世界旅行』&『メリエスの素晴しき映画魔術』」のなかに、興味深いものがあった。
それは、著作権侵害とコピー商品の観念が、20世紀初頭にはヨーロッパとアメリカには存在しなかったということだ。
メリエスの独創的な映画作品が売れるとあらばフィルムは盗まれて勝手に上映され、またはフィルムが大量にコピーされたり、あるいはメリエスの許諾なしにそのままリメイクされたりと、コピー商品大国中国など避難するのはおこがましい所業を行っていた。
それとは違うが、鯨油のためだけに鯨を大量に乱獲し、個体数を大幅に減らすのに貢献した西欧各国が、やはりその過去がなかったかのように知的生物の鯨を殺すことはもってのほかと言っていることもあげておく。
人の行いは、時と場所を変え繰り返されるのだ。
温暖化の原因であるといわれているであろう二酸化炭素の排出を減らし、緑地帯の保護拡大などできそうにもない。

夕方、今日の暑さを振り返って、家人と二人、子供たちがこんな環境で生きていかなくてはならないのをたいへん気の毒に思う・・・と話していた。