渋皮つき栗の赤ワイン煮を作った。
昨日、ミニトマトとの物々交換で頂いた1キログラム以上あろうかという栗、栗ご飯を食べ飽きたので、赤ワイン煮にしようと思い立った。
作り方はいたってシンプル。
しかし、その手間と労力は、決心を鈍らせるものだった。
なんといっても栗の鬼皮を剥いたのは、お恥ずかしながらこれが初めて。
栗ご飯は、いつも義母が作ってくれるので、私はただ食べるだけだった。
栗の皮むきを買ってから、作業が格段に楽になったと聞いていただけだ。
さて、軽く栗を下茹でして皮を柔らかくしてから、包丁を使って鬼皮だけを剥く。
鬼皮を傷つけてはいけないとうけれど、なかなかこれが難しい。
四苦八苦している私を見て、小さい人が栗剥き器を借りてきてくれた。
数をこなすうちに、速く上手に剥けるようになった。
鬼皮を剥いた栗を、鍋で茹で、煮汁が透明になるまで何度も茹でこぼす。
途中、鬼皮に絡む強い繊維みたいなものを一個ずつ丁寧に洗い流さなくてはならない。
重曹で茹でるとレシピにあったけれど、私は水で茹でただけ。
6回ほど茹でこぼしただろうか、最後は水に晒してあくを抜き、砂糖と赤ワインで味付けになる。
味付けは今朝やった。
砂糖を加えて40分ほど煮、赤ワインを加えてさらに15分煮るときれいなワイン色に染まり照りも出て美味しそうになった。
食べるには、すっかり冷まして味が落ち着くまで待たなくてはならない。
その前にちょいと味見をすると、なかなかの出来栄えのような気がする。
あとで写真を撮るから、またここにアップしよう。
なぜなら、膨大な時間をかけた労作を記録にとどめたいから。
おそらく、今後、能動的にこの渋皮つき栗の赤ワイン煮を作ることはないだろう。
作るとすれば、家族の強い希望と大量の栗をもらうのが、発動の条件になる。
今まで、知人たちが作った栗の赤ワイン煮を簡単に一口で食べてしまっていたけれど、これほどたいへんだと想像できなかった。
いまさらながら、それが滅多に口にできない理由を知ったのであった。
本当に、ご馳走様でした。
渋皮つき栗の赤ワイン煮 2/10/2013
昨日、ミニトマトとの物々交換で頂いた1キログラム以上あろうかという栗、栗ご飯を食べ飽きたので、赤ワイン煮にしようと思い立った。
作り方はいたってシンプル。
しかし、その手間と労力は、決心を鈍らせるものだった。
なんといっても栗の鬼皮を剥いたのは、お恥ずかしながらこれが初めて。
栗ご飯は、いつも義母が作ってくれるので、私はただ食べるだけだった。
栗の皮むきを買ってから、作業が格段に楽になったと聞いていただけだ。
さて、軽く栗を下茹でして皮を柔らかくしてから、包丁を使って鬼皮だけを剥く。
鬼皮を傷つけてはいけないとうけれど、なかなかこれが難しい。
四苦八苦している私を見て、小さい人が栗剥き器を借りてきてくれた。
数をこなすうちに、速く上手に剥けるようになった。
鬼皮を剥いた栗を、鍋で茹で、煮汁が透明になるまで何度も茹でこぼす。
途中、鬼皮に絡む強い繊維みたいなものを一個ずつ丁寧に洗い流さなくてはならない。
重曹で茹でるとレシピにあったけれど、私は水で茹でただけ。
6回ほど茹でこぼしただろうか、最後は水に晒してあくを抜き、砂糖と赤ワインで味付けになる。
味付けは今朝やった。
砂糖を加えて40分ほど煮、赤ワインを加えてさらに15分煮るときれいなワイン色に染まり照りも出て美味しそうになった。
食べるには、すっかり冷まして味が落ち着くまで待たなくてはならない。
その前にちょいと味見をすると、なかなかの出来栄えのような気がする。
あとで写真を撮るから、またここにアップしよう。
なぜなら、膨大な時間をかけた労作を記録にとどめたいから。
おそらく、今後、能動的にこの渋皮つき栗の赤ワイン煮を作ることはないだろう。
作るとすれば、家族の強い希望と大量の栗をもらうのが、発動の条件になる。
今まで、知人たちが作った栗の赤ワイン煮を簡単に一口で食べてしまっていたけれど、これほどたいへんだと想像できなかった。
いまさらながら、それが滅多に口にできない理由を知ったのであった。
本当に、ご馳走様でした。
渋皮つき栗の赤ワイン煮 2/10/2013