つれづれ日記

心と目の記録

77年前、もう死ぬかと思った体験

2023-01-22 15:55:35 | Weblog

1944年の暮れに、県立川越高女に転校、

勤労動員は学校で軍服を縫う作業をしていました。

朝、登校で道を歩いていた時、アメリカの戦闘機が一機

低空飛行で目の前に飛んできて、操縦士の顔が見えました。

とっさに地べたに伏せ、少しして顔をあげると

戦闘機は、もういませんでした。

機銃操射はされず助かりました。

米兵は15歳の女の子をからかってみたのでしょう。

 

10年前ですが、米兵の民間への機銃掃射で、追い回された人たちの

21箇の体験談がツイッタでのせられたのを見ました。

実際に撃たれて亡くなった人がいたのです。

人生の中で、私が死の恐怖を覚えたのは、この時だけです。