「四国遍路あれこれ」シリーズを続けます。
次は、遍路道や霊場、番外霊場などで出会った、お地
蔵さんや石仏です。出会った日にちは省略します。
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11番藤井寺から、最初の「遍路転がし」といわれる山道
を12番焼山寺に向かいます。道すじには1丁(約109m)
ごとに町石(または丁石)が立っていました。
いまも残る101丁石の地蔵さん。焼山寺まであと101丁
(10km余り)、藤井寺と番外霊場長戸庵の間です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/25/9ffe8fdc7e2e434ecbd4f34409a8053e.jpg)
12番焼山寺から13番大日寺に向かうルートは2つ
あります。玉ヶ峠を経て本名経由と、神山町役場や道の
駅神山方面からの道筋です。
これは、本名経由で鮎喰川左岸沿いに進み、徳島市内
に入って間もなくの、西月の宮にあった石の菅笠を被った
三界萬霊塔。さぞかし頭が重いのでは…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/cb/26fd903b94108145c3738d17b6051705.jpg)
小松島市の17番立江寺から西南に進み、県道22号に
出て、勝浦町に入って掛谷のT字路を左折、県道16号を
20番鶴林寺北麓に向かいます。
T字路から少し進んだところ、勝浦川を背にした県道際
にあったお地蔵さん。初回の遍路の時のものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/32/90cb07f043483bdbfffc141b25a2216b.jpg)
勝浦川の左岸に回り、星谷集落からミカン畑の間を北に
上がると、山の中腹に番外霊場星の岩屋があります。
星の岩屋からさらに西に600mほど先にあるのが、番外
霊場佛陀石です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/66/be18c2ce0eb92457c55911784b5fc1be.jpg)
たくさんの石仏が段になってぐるりと360度並んでいま
した。
阿南市の22番平等寺を出て南へ、国道55号に向かい
ます。3km余りのところにある番外霊場月夜御水庵(つき
よおみずあん)に並ぶ地蔵群。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/52/af504f9be08b9129c175e6355e76f64d.jpg)
「真っ縦」と呼ぶ急坂を上がって27番神峰寺に参拝し、
太平洋に沿った国道55号に下ります。
安芸市伊尾木の町並みに入る手前、旧道の伊尾木公民
館裏手、クスノキの下に2つあるのが新しい「寅さん地蔵」
です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/26/9e751d3a9e908627502acbf38e6aea18.jpg)
平成8年(1996)に、第49作「寅次郎花へんろ」の企画
が決まったのですが、寅さんが亡くなり、まぼろしとなった
ので、記念に建立したのだということでした。
高知市の西端、33番雪蹊寺の参拝を終えて春野町に
入り、34番種間寺に着きました。境内に並ぶお地蔵さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/86/8156d2426bab0920be2beb8bbf28b556.jpg)
足摺岬の38番金剛福寺の参拝を終えた後、39番に
向かうルートは3つあります。
①岬の東岸を戻り、下ノ加江から県道21号を三原村
経由、②さらに北、真念案から県道46号経由で県道21
号に合流、③1日多くなりますが、海岸沿いに月山神社、
大月町経由のルートです。
初回の遍路では、①のルートを進みました。これは、39
番延光寺に参拝し、そばの民宿へんくつ屋に泊まり、翌朝、
宿毛市街を抜けて、高知・愛媛県境の松尾峠に向かう途
中、小深浦の遍路道にあったもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/83/6bae805b8f791b01aeb2f253ac13f4be.jpg)
菅笠は、誰が被せてくれたのでしょうか。
その先、峠への上り口にある、子安地蔵堂に集められた
石仏群。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/a4/6cf53d1ab36338880f0274895837ac92.jpg)
地蔵堂からは、山腹に広がるミカン畑や、山並みなどの
穏やかな展望が広がっていました。
愛媛県最初の霊場、40番観自在寺の参拝を終え、翌々
日、宇和島市内を通過します。
市内の中心街に近い、番外霊場龍光院に寄ったら、こん
なかわいいお地蔵さんが並んでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/2e/a15cf7941e48a0025cf79d63474649e4.jpg)
双子なんでしょうか。これは初回の遍路(2004年3月)で
撮ったもの。
2回目の昨年11月には、こんな衣装に変わっていました。
顔のお化粧も、少し濃くなっているように感じます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/da/88be172a0a83680af7e6156812fb81c8.jpg)
龍光院は高台にあり、宇和島の中心街や宇和島城の展
望のよいところです。 (続く)
次は、遍路道や霊場、番外霊場などで出会った、お地
蔵さんや石仏です。出会った日にちは省略します。
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11番藤井寺から、最初の「遍路転がし」といわれる山道
を12番焼山寺に向かいます。道すじには1丁(約109m)
ごとに町石(または丁石)が立っていました。
いまも残る101丁石の地蔵さん。焼山寺まであと101丁
(10km余り)、藤井寺と番外霊場長戸庵の間です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/25/9ffe8fdc7e2e434ecbd4f34409a8053e.jpg)
12番焼山寺から13番大日寺に向かうルートは2つ
あります。玉ヶ峠を経て本名経由と、神山町役場や道の
駅神山方面からの道筋です。
これは、本名経由で鮎喰川左岸沿いに進み、徳島市内
に入って間もなくの、西月の宮にあった石の菅笠を被った
三界萬霊塔。さぞかし頭が重いのでは…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/cb/26fd903b94108145c3738d17b6051705.jpg)
小松島市の17番立江寺から西南に進み、県道22号に
出て、勝浦町に入って掛谷のT字路を左折、県道16号を
20番鶴林寺北麓に向かいます。
T字路から少し進んだところ、勝浦川を背にした県道際
にあったお地蔵さん。初回の遍路の時のものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/32/90cb07f043483bdbfffc141b25a2216b.jpg)
勝浦川の左岸に回り、星谷集落からミカン畑の間を北に
上がると、山の中腹に番外霊場星の岩屋があります。
星の岩屋からさらに西に600mほど先にあるのが、番外
霊場佛陀石です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/66/be18c2ce0eb92457c55911784b5fc1be.jpg)
たくさんの石仏が段になってぐるりと360度並んでいま
した。
阿南市の22番平等寺を出て南へ、国道55号に向かい
ます。3km余りのところにある番外霊場月夜御水庵(つき
よおみずあん)に並ぶ地蔵群。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/52/af504f9be08b9129c175e6355e76f64d.jpg)
「真っ縦」と呼ぶ急坂を上がって27番神峰寺に参拝し、
太平洋に沿った国道55号に下ります。
安芸市伊尾木の町並みに入る手前、旧道の伊尾木公民
館裏手、クスノキの下に2つあるのが新しい「寅さん地蔵」
です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/26/9e751d3a9e908627502acbf38e6aea18.jpg)
平成8年(1996)に、第49作「寅次郎花へんろ」の企画
が決まったのですが、寅さんが亡くなり、まぼろしとなった
ので、記念に建立したのだということでした。
高知市の西端、33番雪蹊寺の参拝を終えて春野町に
入り、34番種間寺に着きました。境内に並ぶお地蔵さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/86/8156d2426bab0920be2beb8bbf28b556.jpg)
足摺岬の38番金剛福寺の参拝を終えた後、39番に
向かうルートは3つあります。
①岬の東岸を戻り、下ノ加江から県道21号を三原村
経由、②さらに北、真念案から県道46号経由で県道21
号に合流、③1日多くなりますが、海岸沿いに月山神社、
大月町経由のルートです。
初回の遍路では、①のルートを進みました。これは、39
番延光寺に参拝し、そばの民宿へんくつ屋に泊まり、翌朝、
宿毛市街を抜けて、高知・愛媛県境の松尾峠に向かう途
中、小深浦の遍路道にあったもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/83/6bae805b8f791b01aeb2f253ac13f4be.jpg)
菅笠は、誰が被せてくれたのでしょうか。
その先、峠への上り口にある、子安地蔵堂に集められた
石仏群。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/a4/6cf53d1ab36338880f0274895837ac92.jpg)
地蔵堂からは、山腹に広がるミカン畑や、山並みなどの
穏やかな展望が広がっていました。
愛媛県最初の霊場、40番観自在寺の参拝を終え、翌々
日、宇和島市内を通過します。
市内の中心街に近い、番外霊場龍光院に寄ったら、こん
なかわいいお地蔵さんが並んでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/2e/a15cf7941e48a0025cf79d63474649e4.jpg)
双子なんでしょうか。これは初回の遍路(2004年3月)で
撮ったもの。
2回目の昨年11月には、こんな衣装に変わっていました。
顔のお化粧も、少し濃くなっているように感じます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/da/88be172a0a83680af7e6156812fb81c8.jpg)
龍光院は高台にあり、宇和島の中心街や宇和島城の展
望のよいところです。 (続く)