今日は立秋ですが、この先も晴天で暑い日が続きそう。これから
が夏本番になるような気がします。
午前中、東京・品川の歯科医院へ行き、チェックしてもらいました
が、虫歯の進行などは無く、歯石をとるだけで済みました。
その後、JR山手線有楽町駅で下車し、電気ビル1階の「ふるさと
情報プラザ」に行き、地方のパンフレットなどを幾つかもらいました。
近くの晴海通り横の、首都高の高架下にある富士フォトサロンへ
行ったら、7月末で閉鎖されていました。50年の歴史を閉じたと
掲示されていました。
長い間、ここでプロやアマチュア写真家の素晴らしい写真展を見
てきたので、閉鎖は大変残念でした。
新しい展示施設は、六本木の東京ミッドタウンにできた、富士フイ
ルムフォトサロンのようです。展示情報などは下記Webをご覧下
さい。
http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/tokyo.html
富士フォトサロンへは、大手町に勤めていた頃は、昼休みに往復
して、当時、趣味で熱中していた8ミリ映画の、撮影したフィルムを
現像に出しによく行ったものでした。
1960年代中頃から1980年代前半頃まででしたから、もう30~
40年も前のことです。
その後、8ミリ映画はビデオカメラに時代を譲り、自分で撮って、
編集、録音して作品化した、たたくさんの山行の記録なども、押し
入れの中で長い眠りに入ったままです。
次に回ったのは松屋銀座店8階、今日のタイトルの、白川義員
(よしかず)氏の写真展、『世界百名瀑』です。
白川義員さんは、全米写真家協会から歴史上10人目の最高
写真家賞を贈られた、世界的な写真家です。
「世界百名瀑」は、世界の滝に精通する名瀑研究者の高い基
準をクリアした滝ばかりとのことで、ヴィクトリア滝やイグアスの滝、
ナイアガラの滝、日本では北海道の天人の滝、日光の華厳の滝、
和歌山の那智の滝など、名の知られた滝から、無名ながら落差
500m以上の滝など、130点の写真が展示されていました。
南米やアフリカの奥地などにある滝の撮影には、ヘリコプターや
軽飛行機などを使い、悪気流の中、危険を冒しての撮影や、同じ
場所に何十時間も、何ヶ月も通っての撮影、夜間撮影など、白川
さんならではの視点からの、素晴らしい滝の数々でした。
それにしても、数百mから1000mを越えるような滝は、その本
物の迫力を伝えるのは困難と思われ、やはり写真は写真で、ほん
ものは自分の目で現地で見てこそと思われました。
現代は情報の時代で、世界中の情報や映像が、ブラウン管や
液晶、スクリーンなどを通して幾らでも見られるようになっていて、
あたかも現地を旅したり、現地を経験したように思ってしまいがち
ですが、いずれも10数インチから数十インチの範囲に再現した
もので、そのスケールや、三次元の迫力、空気や風、匂いや色彩
など、ナマで見て、ナマの雰囲気で感じるのとは大違いです。
現物に接し、相手と接することが、理解を深めるうえに大事なこ
とですが、その様な機会がいまの人には欠けてしまっているよう
に思えてなりません。
広く考えれば、世界平和、地球温暖化のストップ、原水爆禁止、
拉致問題、いじめや殺人事件も、それぞれが肌で感じて、相手や
自然、環境などを理解する機会を増やすことが重要なのではない
かと、大きさや迫力の想像しきれない、滝の写真を見ながら考え
たことでした。
なお、同じ東京・銀座の、ヤナセ銀座スクエアで8月25日(土)
まで、白川義員さんの『世界百名山セレクト写真展』も開催中で、
29点の写真が、メルセデス・ベンツとともに展示されています。
入場無料、電話03-3575-3111
が夏本番になるような気がします。
午前中、東京・品川の歯科医院へ行き、チェックしてもらいました
が、虫歯の進行などは無く、歯石をとるだけで済みました。
その後、JR山手線有楽町駅で下車し、電気ビル1階の「ふるさと
情報プラザ」に行き、地方のパンフレットなどを幾つかもらいました。
近くの晴海通り横の、首都高の高架下にある富士フォトサロンへ
行ったら、7月末で閉鎖されていました。50年の歴史を閉じたと
掲示されていました。
長い間、ここでプロやアマチュア写真家の素晴らしい写真展を見
てきたので、閉鎖は大変残念でした。
新しい展示施設は、六本木の東京ミッドタウンにできた、富士フイ
ルムフォトサロンのようです。展示情報などは下記Webをご覧下
さい。
http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/tokyo.html
富士フォトサロンへは、大手町に勤めていた頃は、昼休みに往復
して、当時、趣味で熱中していた8ミリ映画の、撮影したフィルムを
現像に出しによく行ったものでした。
1960年代中頃から1980年代前半頃まででしたから、もう30~
40年も前のことです。
その後、8ミリ映画はビデオカメラに時代を譲り、自分で撮って、
編集、録音して作品化した、たたくさんの山行の記録なども、押し
入れの中で長い眠りに入ったままです。
次に回ったのは松屋銀座店8階、今日のタイトルの、白川義員
(よしかず)氏の写真展、『世界百名瀑』です。
白川義員さんは、全米写真家協会から歴史上10人目の最高
写真家賞を贈られた、世界的な写真家です。
「世界百名瀑」は、世界の滝に精通する名瀑研究者の高い基
準をクリアした滝ばかりとのことで、ヴィクトリア滝やイグアスの滝、
ナイアガラの滝、日本では北海道の天人の滝、日光の華厳の滝、
和歌山の那智の滝など、名の知られた滝から、無名ながら落差
500m以上の滝など、130点の写真が展示されていました。
南米やアフリカの奥地などにある滝の撮影には、ヘリコプターや
軽飛行機などを使い、悪気流の中、危険を冒しての撮影や、同じ
場所に何十時間も、何ヶ月も通っての撮影、夜間撮影など、白川
さんならではの視点からの、素晴らしい滝の数々でした。
それにしても、数百mから1000mを越えるような滝は、その本
物の迫力を伝えるのは困難と思われ、やはり写真は写真で、ほん
ものは自分の目で現地で見てこそと思われました。
現代は情報の時代で、世界中の情報や映像が、ブラウン管や
液晶、スクリーンなどを通して幾らでも見られるようになっていて、
あたかも現地を旅したり、現地を経験したように思ってしまいがち
ですが、いずれも10数インチから数十インチの範囲に再現した
もので、そのスケールや、三次元の迫力、空気や風、匂いや色彩
など、ナマで見て、ナマの雰囲気で感じるのとは大違いです。
現物に接し、相手と接することが、理解を深めるうえに大事なこ
とですが、その様な機会がいまの人には欠けてしまっているよう
に思えてなりません。
広く考えれば、世界平和、地球温暖化のストップ、原水爆禁止、
拉致問題、いじめや殺人事件も、それぞれが肌で感じて、相手や
自然、環境などを理解する機会を増やすことが重要なのではない
かと、大きさや迫力の想像しきれない、滝の写真を見ながら考え
たことでした。
なお、同じ東京・銀座の、ヤナセ銀座スクエアで8月25日(土)
まで、白川義員さんの『世界百名山セレクト写真展』も開催中で、
29点の写真が、メルセデス・ベンツとともに展示されています。
入場無料、電話03-3575-3111