あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国霊場の山門(3)

2007-08-15 17:47:31 | 四国遍路あれこれ
 16時前、気象庁のWebで、今日の全国の気温ランキン
グを見たら、所沢市は38.4℃で第4位(19時50分現在
では全国10位)。もちろん今年の最高値でもあり、暑さは
ひとしおです。

 このブログ投稿用デスクトップパソコンのある部屋には、
クーラーがあるのですが、日の当たる窓際なので、カーテン
をしていてもそばの温度計は33℃を越え、座っているだけ
で汗が出てきます(16時25分現在)。

 明日までが暑さのピークとか、そろそろ気温だけは少し
下がって欲しいものです。半月以上雨もないので、ひと雨
も欲しいところです。

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 松山市内の47番八坂寺山門。背後の本堂は、りっぱな
鉄筋コンクリート造り。地下に、万体阿弥陀堂があり、高さ
20㎝くらいの阿弥陀さんがびっしり並んでいます。

 山門には仁王像はなく、こぶりの門です。


 八坂寺から4.5kmほど北にある48番西林寺の山門。
門前に流れる内川の、西林寺橋を渡って入ります。


 さらに北へ、石手川を渡って51番石手寺に着きました。
山門には大わらじが奉納されています。

 境内は広く、五重塔など幾つもの堂塔が立ち並び、一般
の参拝者も多く。四国霊場の中でも有数の寺院です。

 遍路道は、松山市の中心街の北側を西に抜けて、県道
183号の3差路にある52番太山寺(たいざんじ)の一の門
をくぐります。

 これは境内の入口にある二の門。鎌倉時代の建築の特
徴を残し、国の重要文化財です。

 午後遅く着くと逆光になり、上の写真は、内側から撮った
もの。

 二の門から本堂までは緩やかな坂を570m上がります。
その先にこの仁王門が立っています。

 この奥にある堂々たる本堂は国宝で、四国霊場でも2番
目に古いとされています。

 松山市内最後の霊場は、JR伊予和気駅に近い53番
円明寺(えんみょうじ)。これは、仁王門と本堂との間に
ある中門です。

 楼門造りの整った姿を見せています。

 瀬戸内海に沿って隣の今治市に入り、旧菊間町にある
番外霊場、遍照院の山門。

 菊間町には瓦製造工場が並び、この地域周辺のりっぱ
な鬼瓦は、いずれも菊間瓦です。
 
 同じ今治市内にある54番延命寺(えんめいじ)山門。

 53番円明寺(えんみょうじ)の次が、54番延命寺(えん
めいじ)で、読み間違いやすい名の霊場が続きます。

 今治市の中心街に近い55番南光坊の山門は、境内の
北東側、国道317号に面しています。

 境内に樹木は少なめですが広く、薬師堂、金比羅堂、
芭蕉句碑、筆塚などもありました。

 今治市中心街の南部、犬塚池から上がり、今治市街や
瀬戸大橋を眺めながら進むと58番仙遊寺の山門です。

 本堂などのある境内までは、山門から急坂をひとしきり
上ります。

 愛媛県最後の霊場は、四国中央市(旧川之江市)の65
番三角寺。伊予三島駅付近から、標高480mまで上がり
ます。

 山門に梵鐘が下がり、自然に鐘を突いてから参拝する
ようになっている、珍しい霊場です。山門をくぐった内側
から撮ったもの

 これも内側から、山門の向こうは急な石段なので、入る
前からは撮りにくいのです。

 境内にはヤマザクラの古木が多く、豊富な緑に恵まれて
います。  (続く) 
コメント
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