台風5号が宮崎県に上陸し、今夜半には山口県を抜けるの
でしょうか。暴風雨圏内の各地とも、被害の少ないことをお祈り
します。
首都圏は梅雨明けとともに本格的な暑さとなりました。旧盆
過ぎまでこのような暑さが続くのでしょうか。7月は記録的な
日照不足でしたから、それが解消され、稲などの生育が順調
に行くよう祈りたいものです。
「四国遍路あれこれ」シリーズの次のテーマは、「四国遍路
道の漁港」をとりあげることにしました。
海のない埼玉県からの遍路としては、漁港もまた、大変興味
深く通過したところでした。
==========================
2度目の四国遍路前半は、2006年11月11日に1番霊山寺
を出発しました。
![](http://clip.alpslab.jp/bin/map?pos=33/30/12.783,134/13/45.989&scale=3000000)
7日目の11月17日、22番平等寺そばの民宿を出発し、初回
の国道55号沿いとは別ルートの、太平洋岸に出て、県道25号
を中心に23番薬王寺を目指しました。
最初の漁港は、徳島県美波町(みなみちょう)(旧由岐町)の
木岐(きき)漁港です。この漁港の回りを東から北、そして西
へと、ぐるりと回って行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/f9/4aee7a6a17ca91d8bc25d53fc37a09cb.jpg)
木岐の町中には何か所か、昭和南海大地震の津波の高さを
示す、青いテープが電柱の3m位の高さに貼ってありました。
その先は、広葉樹林の豊富な遍路道を抜け、山座峠を越えて
田井漁港に下ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/22/ab80bc142ca234596f6690f29db197c8.jpg)
漁港から2km余りで、徳島県最後の霊場、23番薬王寺です。
翌11月18日は、牟岐町のJR牟岐線牟岐駅前の民宿を出て、
徳島・高知県境に向かいました。
徳島県南西端の町、海陽町(旧宍喰町(ししくいちょう))の宍喰
漁港。波静かな港です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/31/be7ef50b11332bfd4b45f26293cb9181.jpg)
近海での操業から戻ってきたのでしょうか。1隻の舟が宍喰漁
港へ入ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/7f/d56408cc3b2b8e80ed2be804e292f3ac.jpg)
高知県に入ってすぐ、東洋町の甲浦(かんのうら)漁港にいた
子ども。何しに来たのかは聞き漏らしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/45/5edd3bebc167d2cc8b8f31f9663b8455.jpg)
甲浦漁港は、細長い入江にV字形の港があり、たくさんの漁船
が係留されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/83/64b90efa5900f5c5774b190f8b5327fc.jpg)
港の北側に漁師さんの家並みが続いています。
9日目の11月19日は、雨の朝、室戸岬を目指します。
岬の付け根から岬までの間、人家が少ないところが続きますが、
ここ佐喜浜漁港のある佐喜浜が、1番家並みの多いところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/d5/6f7f55e56d23bbe54d69f217b6dfb420.jpg)
11月20日朝、室戸岬にある24番最御崎寺(ほつみさきじ)
にお参りし、岬の西側に回ります。
間もなく通過するのが室戸市の中心街と、室戸岬港(津呂港)
です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/71/a2cdd78afa76c90c10707dc09e32eb0c.jpg)
この港のそばに、「土佐の国司、紀貫之が任満ちて京に帰る
途中、天候悪く10日ほど滞在した」ことが記されていました。
前日、27番神峰寺(こうのみねじ)に参拝、12日目の11月
22日、安芸市を抜け、芸西村に入って間もなくの砂浜にあった
廃船です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/d5/9d5ca9cd9dc5820d3b7ed7bad6e324ef.jpg)
さらに3日後の11月25日朝、土佐市宇佐町の民宿を出て、
36番青龍寺に行き戻り、浦ノ内湾北岸の県道25号沿いの
ルートに向かいます。
![](http://clip.alpslab.jp/bin/map?pos=33/26/10.734,133/25/42.345&scale=500000)
宇佐町の中心街と、対岸の青龍寺方面を結ぶ宇佐大橋の
南側、浦の内湾に面した宇佐町井尻(いのしり)の漁港です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/8d/088b2bbb19eeac559b868f6b985ce2c9.jpg)
浦ノ内湾沿いに入り、最初の漁港は、浦之内灰方にありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c4/89a4c7c7151d9e57008c1ea91acd0f41.jpg)
奥深い入り江なので、波は静かです。
次の集落、深浦にある深浦港では、水揚げした生きたタイを、
木箱に移す作業をしていました。このあと、トラックに積み込んで
出荷するようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c4/51064f3929f59ed9e8eb208eddc403d2.jpg)
すぐ近くには、1隻だけの漁船が係留されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/e9/bcbe57ebe8a9c4dacefe65d81ee1ca5e.jpg)
浦ノ内湾の最北部、浦の内小近くには養殖いかだが浮かんで
います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/85/e0cf8c5d2478aaebb598717a78ab35bf.jpg)
何を養殖しているのでしょうか。 (続く)
でしょうか。暴風雨圏内の各地とも、被害の少ないことをお祈り
します。
首都圏は梅雨明けとともに本格的な暑さとなりました。旧盆
過ぎまでこのような暑さが続くのでしょうか。7月は記録的な
日照不足でしたから、それが解消され、稲などの生育が順調
に行くよう祈りたいものです。
「四国遍路あれこれ」シリーズの次のテーマは、「四国遍路
道の漁港」をとりあげることにしました。
海のない埼玉県からの遍路としては、漁港もまた、大変興味
深く通過したところでした。
==========================
2度目の四国遍路前半は、2006年11月11日に1番霊山寺
を出発しました。
7日目の11月17日、22番平等寺そばの民宿を出発し、初回
の国道55号沿いとは別ルートの、太平洋岸に出て、県道25号
を中心に23番薬王寺を目指しました。
最初の漁港は、徳島県美波町(みなみちょう)(旧由岐町)の
木岐(きき)漁港です。この漁港の回りを東から北、そして西
へと、ぐるりと回って行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/f9/4aee7a6a17ca91d8bc25d53fc37a09cb.jpg)
木岐の町中には何か所か、昭和南海大地震の津波の高さを
示す、青いテープが電柱の3m位の高さに貼ってありました。
その先は、広葉樹林の豊富な遍路道を抜け、山座峠を越えて
田井漁港に下ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/22/ab80bc142ca234596f6690f29db197c8.jpg)
漁港から2km余りで、徳島県最後の霊場、23番薬王寺です。
翌11月18日は、牟岐町のJR牟岐線牟岐駅前の民宿を出て、
徳島・高知県境に向かいました。
徳島県南西端の町、海陽町(旧宍喰町(ししくいちょう))の宍喰
漁港。波静かな港です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/31/be7ef50b11332bfd4b45f26293cb9181.jpg)
近海での操業から戻ってきたのでしょうか。1隻の舟が宍喰漁
港へ入ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/7f/d56408cc3b2b8e80ed2be804e292f3ac.jpg)
高知県に入ってすぐ、東洋町の甲浦(かんのうら)漁港にいた
子ども。何しに来たのかは聞き漏らしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/45/5edd3bebc167d2cc8b8f31f9663b8455.jpg)
甲浦漁港は、細長い入江にV字形の港があり、たくさんの漁船
が係留されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/83/64b90efa5900f5c5774b190f8b5327fc.jpg)
港の北側に漁師さんの家並みが続いています。
9日目の11月19日は、雨の朝、室戸岬を目指します。
岬の付け根から岬までの間、人家が少ないところが続きますが、
ここ佐喜浜漁港のある佐喜浜が、1番家並みの多いところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/d5/6f7f55e56d23bbe54d69f217b6dfb420.jpg)
11月20日朝、室戸岬にある24番最御崎寺(ほつみさきじ)
にお参りし、岬の西側に回ります。
間もなく通過するのが室戸市の中心街と、室戸岬港(津呂港)
です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/71/a2cdd78afa76c90c10707dc09e32eb0c.jpg)
この港のそばに、「土佐の国司、紀貫之が任満ちて京に帰る
途中、天候悪く10日ほど滞在した」ことが記されていました。
前日、27番神峰寺(こうのみねじ)に参拝、12日目の11月
22日、安芸市を抜け、芸西村に入って間もなくの砂浜にあった
廃船です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/d5/9d5ca9cd9dc5820d3b7ed7bad6e324ef.jpg)
さらに3日後の11月25日朝、土佐市宇佐町の民宿を出て、
36番青龍寺に行き戻り、浦ノ内湾北岸の県道25号沿いの
ルートに向かいます。
宇佐町の中心街と、対岸の青龍寺方面を結ぶ宇佐大橋の
南側、浦の内湾に面した宇佐町井尻(いのしり)の漁港です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/8d/088b2bbb19eeac559b868f6b985ce2c9.jpg)
浦ノ内湾沿いに入り、最初の漁港は、浦之内灰方にありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c4/89a4c7c7151d9e57008c1ea91acd0f41.jpg)
奥深い入り江なので、波は静かです。
次の集落、深浦にある深浦港では、水揚げした生きたタイを、
木箱に移す作業をしていました。このあと、トラックに積み込んで
出荷するようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c4/51064f3929f59ed9e8eb208eddc403d2.jpg)
すぐ近くには、1隻だけの漁船が係留されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/e9/bcbe57ebe8a9c4dacefe65d81ee1ca5e.jpg)
浦ノ内湾の最北部、浦の内小近くには養殖いかだが浮かんで
います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/85/e0cf8c5d2478aaebb598717a78ab35bf.jpg)
何を養殖しているのでしょうか。 (続く)