あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

大宮公園から暑気払いへ(さいたま市)

2007-08-21 19:12:39 | ウオーキング
 昨日のブログで紹介した、『古道紀行』を主宰している奈
良県の「たなかよしゆき」さんが最近、新しい詩集を発刊さ
れました。

 『涙を一滴 またはぼんくらいっぴ記』というタイトルです。
新書版の大きさで100頁です。ポケットにしのばせて散歩
に出かけ、静かなところで開いて読むといいかもしれません。


 たなかさんのことは、当ブログの「Bookmark」欄の2つ目、
『快道ウオーキング』の、カテゴリー「たなかよしゆきさんの
部屋」に入っていただくと、この詩集を含めて紹介しています。

 今日の本題は、18日(土)のレポートです。

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 8月19日(土) =大宮公園から暑気払いへ=



 前日までの猛暑がひと息ついて、この日は過ごしやすくなっ
た。17時からカントリーウオークグループ夏の恒例、暑気払
いの集いがあるが、その前に軽いウオーキングをして会場に
向かおうと、15時にJR大宮駅に下りた。

 宮町2丁目から初めての道を北へ、高鼻町1丁目の住宅
地を抜け、大宮公園の南西側に回った。

 武蔵一宮・氷川神社の西側参道に小さな鳥居があり、そば
に古い標石が立っていた。


 大宮公園に入り、赤松林に沿ってさらに北に進む。


 複雑に絡まったような幹を見せる木が立っていた。アカ
シデの古木とのことで、樹齢は100年を超えると見られ、
公園の初期からあったものらしい。


 その先、西側に、車道を挟んで埼玉県護国神社がある。

 埼玉県の靖国神社ともいえるところだろうが、ここにこの
ような神社があるとは知らなかった。


 東西に長い池の西南端に出て、池に沿って進む。


 きょうの寄り道の目的は、池の北側、赤松林の中にある
「埼玉県立歴史と民族の博物館」で開催中の企画展、『博物
館発→小さな旅 -埼玉遊覧案内-』である。


 博物館の玄関へ向かう途中の右手に、この地から発掘さ
れた遺跡を復元した竪穴住居があった。

 手前が弥生時代、左手奥が縄文時代の竪穴住居である。

 松などの木立でちょっと薄暗い左奥に、県立博物館入口
がある。


 企画展では、江戸時代の旅行者向けの冊子や浮世絵、
旅の七つ道具、大正から昭和にかけての鳥瞰図作家と
して知られる吉田初三郎や金子常光などによる埼玉県
鳥瞰図、熊谷市鳥瞰図、東武鉄道や西武鉄道の沿線名
所図などが並んでいる。

 さらに、田山花袋著「東京近郊一日の行楽」(大正12
年・1923発行)、太平洋戦争前の絵はがきや、駅弁の
包装紙、硬券と呼ぶ古い切符など、旅行ファンや鉄道
ファンには懐かしい品々も展示されていた。

 主な展示品を紹介した企画展パンフレットは、オール
カラー8頁で100円である。


 ちなみに、この企画展は9月2日(日)まで開催(27日
休館)されている。詳細は、下記の博物館のWebを参照。
    http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/

 会場に、このあと集まる暑気払いの幹事、KTさんも来て
おられた。16時過ぎに一緒に博物館を出て、氷川神社の
東側から、南へまっすぐ約2km伸びる参道を進む。

 参道の両側には太いけやき並木が続き、日差しをさえぎ
り暑さを和らげてくれる。

 暑気払いの会場は、JRさいたま新都心駅東口に近い、
居酒屋和民(わたみ)。全部で16人が集まった。

 17時から2時間ほどの予定が、話がはずんで21時ころ
まで歓談する。近況報告では、北アルプスへの山行、青春
18きっぷでの東北旅行などした人もいたが、この猛暑に
じっとしていたという人が多かった。

 わがグループのアイディアマン、Kさんが、今回初めての
作品、カントリーウオークの例会や特別例会(1泊でのカン
トリーウオーク)の写真を引き伸ばしてつくった、うちわ6枚
を抽選で配ってくれた。

 この写真は皆、私が撮ったものだが、私が写っているのは
1本だけというので、無抽選で私がもらえることになった。
その裏表が上下の写真。

 昨年10月末、栃木県の足尾銅山跡と旧国鉄足尾線廃線
跡を歩いたときのものである。

 9月からの後半の例会を楽しみに、三々五々、帰途につく。

(天気 曇、距離 6km、地図(1/2.5万) 与野、歩行地
 さいたま市)

 
コメント
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