あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国霊場にある塔(2)

2007-08-30 21:22:10 | 四国遍路あれこれ
 四国遍路後半に回った霊場の塔、前半に比べ残りは
少なかったのですが、りっぱな塔が多く残っていました。

 松山市内、道後温泉に近い51番石手寺の三重塔。

 鎌倉時代の建立で、国の重要文化財です。ほかに本堂、
や仁王門、護摩堂、鐘楼など、国宝や重要文化財の建物
が広い境内に多くあり、いつも参詣者の多い霊場です。

 70番本山寺の五重塔。四国霊場で五重塔は4か寺だ
けです。

 明治時代、当時の住職で盲目だった頼富実毅僧正が、
四国霊場を巡拝の途上で霊験を得て目が見えるように
なり、その報恩のために再建したものとのこと。
 
 弘法大師・空海の誕生地、75番善通寺の五重塔。

 高さ45.3mの総ケヤキ造り。現在の塔は4度目の
建立で、弘法大師入定1050年の明治17年(1884)
に完成したもの。

 77番道隆寺の多宝塔です。

 弘法大師1150年忌の記念に建立されたもの。

 85番八栗寺の多宝塔。そばの紅梅が見ごろでした。

 昭和59年(1984)に建立された総檜造りで、内部に
は、金剛界大日如来が安置され、四方の扉には八大
菩薩が描かれているそうです。

 境内の広い86番志度寺に立つ五重塔。

 昭和50年(1975)の再建で、高さは33mです。
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