あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国霊場の山門(1)

2007-08-12 23:46:27 | 四国遍路あれこれ
 今日も青空が広がり、真夏の太陽が照りつけましたが、湿
度がここ2,3日よりも低いのと、風もあったので、日陰では
昨日、おとといの暑さよりずいぶん楽でした。

 「四国遍路あれこれ」、しばらくは霊場以外のところを紹介
してきたので、新シリーズは「四国霊場の山門」とします。

 四国88か所をはじめ、番外霊場、別格霊場、奥の院など
でも、山門を撮ったところがあれば、とりあげます。

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 まず最初は、徳島県鳴門市にある、出発地の1番霊山寺
(りょうぜんじ)山門。

 歩き遍路だと、全長約1200kmの旅立ちの門です。
 
 朱塗りの色鮮やかな3番金泉寺(こんせんじ)山門。
板野町に入って最初の霊場です。

 屋島の戦いにおもむく源義経が、戦勝を祈願した寺です。

 3番金泉寺と4番大日寺の遍路道途中にある、3番奥の
院の愛染院山門。金泉寺から3kmほどのところ、昔の
ままのたたずまいを残していました。


 山を背にした4番大日寺の山門は、2階が鐘楼になって
います。

 1階は角柱、2階は丸柱という造りの鐘楼門は、珍しい
ようです。

 中国風の山門は、6番安楽寺です。この山門の2階にも
梵鐘が吊ってあるとは、知りませんでした。

 山号は温泉山で、宿坊に泊まると温泉に入れます。

 桜並木の参道の上に、堂々たる風格を見せるのは、8番
熊谷寺山門。阿波市(旧土成町)の徳島自動車道北側に
あります。

 四国最大の仁王門で建立は貞享4年(1687)。徳島県
有形文化財です。

 吉野川の冠水橋2つを渡って南側、吉野川市(旧鴨島町)
の山すそにある11番藤井寺へ。山門全体を撮りませんで
したが、大きなワラジが奉納されています。


 藤井寺の背後からの遍路転がしを上がり下りして、着い
た12番焼山寺(しょうざんじ)の山門。

 山門をくぐり、老杉の林立する参道を上がった本堂は、
標高700mの山上にあります。

 徳島市国府(こう)町の町中にある16番観音寺山門。
前面の通りは交通量が多いのと、狭いので、正面からは
難しいので横から撮りました。

 すぐ奥の本堂は、改築して真新しくなっていました。

 観音寺から2.8kにある17番井戸寺。コンクリート造り
のがっちりした山門です。


 山門からは、正面にりっぱな鬼瓦の上がった本堂が
目に入ってきます。


 徳島市の南、小松島市にある19番立江寺(たつえじ)
山門。境内に幾つもの塔頭(たっちゅう)が立ち並んで
います。

 寺の周辺は門前町になっていて、遍路以外にも、近隣の
参拝者が多い霊場です。          (続く)
コメント
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