真夏並みの残暑が厳しかった昨9月22日(土)は、
地図愛好グループの例会で、神奈川県、三浦半島の
最高峰、大楠山(おおぐすやま)へのハイキングに出
かけました。
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JR横須賀線の踏切事故の影響で、予定より遅れて
逗子駅に着き、これも遅れた11時45分頃の衣笠駅行
きバスに乗りました。
大楠登山口バス停で下車し、12時15分に南南西の
大楠山を目指してスタートしました。
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高祖坂集落の三差路に、青面金剛などの古い石仏が
並んでいます。
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高台に出ると、東側に静かな山里が見下ろせ、ここが
東京湾の近くとは思えぬ、閑静な雰囲気です。
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横浜横須賀道路を越えて少しその道路に並行して進み、
湯の沢旅館の下から階段を下って、湯の沢沿いの登山路
に入りました。
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水量はわずかですが、きれい。小さい橋を渡り右岸沿
いに進むと、滑滝(なめたき)のようなところも見られま
した。
流を離れると疑木の階段となり、しばらく続きました。
登山路は豊富な広葉樹に覆われ、下草にりっぱなシダが
茂っていました。
林間を進むので日差しはさえぎられますが、その代わ
り風が通らず、気温が上がって汗が止まりません。
階段が無くなると傾斜も緩み、歩きやすくなりました。
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3本走る送電線の下を過ぎ、東山国際カントリー倶楽
部の東端、衣笠城址方面と大楠山頂との三差路で、日差
しを避けて昼食。スタートが遅れたので、13時過ぎでした。
山頂付近のアンテナ塔が見え、ゴルフ場の金網状に進
みます。ヒガンバナが花を開いていました。
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14時35分、大楠山頂に着きました。標高は241mで
すが、三浦半島の最高峰です。山頂広場には、2等三角
点がありました。
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展望塔があったので、らせん階段を上がっていったら、
隣接するレストハウス屋上より上は、鉄骨が腐敗している
のか危険なので上がれません。
それでも、レストハウス屋上からも360度の展望。東に
横須賀の市街地が見下ろせ、その向こうの東京湾を通過
する船舶もたくさん見えてました。
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北側の山は切り開かれ、ゴルフ場が続いています。
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残念ながらこの日はちょっと霞んでいて、遠望は利かず、
逆光の西方は、江ノ島がかすかに認められますが、丹沢
山塊や箱根の山並み、富士山などは全く見えません。
山頂広場の看板前で記念撮影。参加者は撮影の私を入
れて5人でした。
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帰路は、南西に延びる尾根を下って前田川沿いに出る
「前田橋コース」を行くことにしました。
山頂周辺には、NTTのアンテナ塔が3本立っています
が、下り側には、タワーの上を円形ドームで覆った、一見、
灯台のようなアンテナ塔が立っていました。
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塔の下にあった説明板によると、国土交通省の大楠山
レーダー雨量観測所で、ここから半径120kmの関東南
部や伊豆半島、静岡県や山梨県東部までの範囲の雨雲
が観測できるようです。
塔の下は、コスモス畑になっていましたが、先般の台風
9号の強風雨を受けたためか、彩りはいまひとつでした。
前田橋コースの上部は、オオシマザクラでしょうか、桜
の古木が両側に続き、幅広く歩きやすい下り道でした。
周辺は肉厚の常緑広葉樹に覆われていて、三浦半島
には豊富な広葉樹林が多いことが認識されました。
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山頂からバス停のある県道まではおよそ3kmですが、
予想以上に樹林帯下の下りが続き、下部は木の階段も数
百段あって傾斜が強まり、距離よりも長目に感じました。
右下に流れの瀬音が聞こえて、前田川の流れが見下ろ
せるようになり、間もなく川のそばに下って橋を渡り、
右岸沿いの車道に出ました。
橋のそばに、「関東ふれあいの道」の道標と、前田川
遊歩道の案内板が立っています。
遊歩道は、車道の下、流れ際の深い樹林下を下流にも
続いているようですが、私たちは車道を進みました。
下の写真は遊歩道の南端です。
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秋谷2丁目の家並みを少しで、国道134号の前田橋
交差点際にある、前田橋バス停に16時35分にゴール
しました。
すぐに来たバスに乗り、三浦半島西岸を北へ、車中か
ら西の海に光る夕日を眺め、17時10分頃JR逗子駅に
到着し、帰途につきました。
(天気 晴、距離 6km、地図(1/2.5万) 横須賀、浦賀、
秋谷、歩行地 葉山町、横須賀市)
地図愛好グループの例会で、神奈川県、三浦半島の
最高峰、大楠山(おおぐすやま)へのハイキングに出
かけました。
JR横須賀線の踏切事故の影響で、予定より遅れて
逗子駅に着き、これも遅れた11時45分頃の衣笠駅行
きバスに乗りました。
大楠登山口バス停で下車し、12時15分に南南西の
大楠山を目指してスタートしました。
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高祖坂集落の三差路に、青面金剛などの古い石仏が
並んでいます。
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高台に出ると、東側に静かな山里が見下ろせ、ここが
東京湾の近くとは思えぬ、閑静な雰囲気です。
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横浜横須賀道路を越えて少しその道路に並行して進み、
湯の沢旅館の下から階段を下って、湯の沢沿いの登山路
に入りました。
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水量はわずかですが、きれい。小さい橋を渡り右岸沿
いに進むと、滑滝(なめたき)のようなところも見られま
した。
流を離れると疑木の階段となり、しばらく続きました。
登山路は豊富な広葉樹に覆われ、下草にりっぱなシダが
茂っていました。
林間を進むので日差しはさえぎられますが、その代わ
り風が通らず、気温が上がって汗が止まりません。
階段が無くなると傾斜も緩み、歩きやすくなりました。
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3本走る送電線の下を過ぎ、東山国際カントリー倶楽
部の東端、衣笠城址方面と大楠山頂との三差路で、日差
しを避けて昼食。スタートが遅れたので、13時過ぎでした。
山頂付近のアンテナ塔が見え、ゴルフ場の金網状に進
みます。ヒガンバナが花を開いていました。
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14時35分、大楠山頂に着きました。標高は241mで
すが、三浦半島の最高峰です。山頂広場には、2等三角
点がありました。
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展望塔があったので、らせん階段を上がっていったら、
隣接するレストハウス屋上より上は、鉄骨が腐敗している
のか危険なので上がれません。
それでも、レストハウス屋上からも360度の展望。東に
横須賀の市街地が見下ろせ、その向こうの東京湾を通過
する船舶もたくさん見えてました。
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北側の山は切り開かれ、ゴルフ場が続いています。
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残念ながらこの日はちょっと霞んでいて、遠望は利かず、
逆光の西方は、江ノ島がかすかに認められますが、丹沢
山塊や箱根の山並み、富士山などは全く見えません。
山頂広場の看板前で記念撮影。参加者は撮影の私を入
れて5人でした。
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帰路は、南西に延びる尾根を下って前田川沿いに出る
「前田橋コース」を行くことにしました。
山頂周辺には、NTTのアンテナ塔が3本立っています
が、下り側には、タワーの上を円形ドームで覆った、一見、
灯台のようなアンテナ塔が立っていました。
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塔の下にあった説明板によると、国土交通省の大楠山
レーダー雨量観測所で、ここから半径120kmの関東南
部や伊豆半島、静岡県や山梨県東部までの範囲の雨雲
が観測できるようです。
塔の下は、コスモス畑になっていましたが、先般の台風
9号の強風雨を受けたためか、彩りはいまひとつでした。
前田橋コースの上部は、オオシマザクラでしょうか、桜
の古木が両側に続き、幅広く歩きやすい下り道でした。
周辺は肉厚の常緑広葉樹に覆われていて、三浦半島
には豊富な広葉樹林が多いことが認識されました。
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山頂からバス停のある県道まではおよそ3kmですが、
予想以上に樹林帯下の下りが続き、下部は木の階段も数
百段あって傾斜が強まり、距離よりも長目に感じました。
右下に流れの瀬音が聞こえて、前田川の流れが見下ろ
せるようになり、間もなく川のそばに下って橋を渡り、
右岸沿いの車道に出ました。
橋のそばに、「関東ふれあいの道」の道標と、前田川
遊歩道の案内板が立っています。
遊歩道は、車道の下、流れ際の深い樹林下を下流にも
続いているようですが、私たちは車道を進みました。
下の写真は遊歩道の南端です。
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秋谷2丁目の家並みを少しで、国道134号の前田橋
交差点際にある、前田橋バス停に16時35分にゴール
しました。
すぐに来たバスに乗り、三浦半島西岸を北へ、車中か
ら西の海に光る夕日を眺め、17時10分頃JR逗子駅に
到着し、帰途につきました。
(天気 晴、距離 6km、地図(1/2.5万) 横須賀、浦賀、
秋谷、歩行地 葉山町、横須賀市)