念願の純正サイズのバイアスタイヤなのだからホイールもオリジナルにしたい。
解体屋の山の中から見つかるだろう。
しかし最近「自動車解体」を見かけない。
そういえば家から車で10~15分位のところにタイヤ屋さんが昔からあってそこには奥の方にRT20のコロナがあった。
10年前位にコロナは見なくなったが確か中古のホイールがたくさんあったように思える。
という訳でタイヤを積み込み「タイヤセンター戸塚」に行ってみる。
小学校の頃に戸塚図書館へ自転車で行く際にここの前を必ず通っていた。
訪れる時が来るとは。
昔見た様子とは違っていて中古タイヤ、ホイールは見当たらない。
若社長さんにタイヤを見せるが
「う~ん・・うちには無いし解体屋に行ってもたぶんないですよ。
13インチで昔のタイプは需要が無いから潰されてしまうんです」
なるほど〜
ところで昔RT20がありましたけど今は?
動かなくなってもしばらく置いておいたけど同型を持っているマニアの方に譲った、との事だ。
今のホイールにそのまま履くか。
もう少し探してみようと思い四国は松山でコルト1100改を持っているオートシローさんに聞いて見た。
お会いした事は無いがこの方の純正鉄ホイールに対するこだわりが凄い。
「コルト1100改が完成したら履こうと思っていたがいつになるか分からず彩雲さんも必死で探しておられるようなので」と譲って頂ける事になりました。
オートシローさん本当にありがとうございました。
写真で確認していたがダメージは少ないようだ。
2011年5月7日
再びタイヤセンター戸塚に持ち込みアドバイスを聞く。
紙ヤスリで錆を落として上から銀色を塗れば、と考えていたが
「せっかくやるんだったら剥離剤で落として錆止めをした方がよいです。裏側にはPOR15を塗る」
(えぇ~剥離剤?本で読んだ事はあるけどなんか面倒くさそう)
チューブを入れようと思いますがこのサイズあります?
「取り寄せればありますが…
チューブを入れると…」
空気入り口の錆がひどい。
「チューブを入れるとどうしてもここから雨水が入るんです」
はぁ、なる程。
私はチューブレスでもバイアスタイヤにはチューブを入れた方がよいと思っていましたがそうでもないようだ。
ここで買った訳ではないけど組み付とバランス取りは引き受けてもらえるそうだ。
せっかくオートシローさんが譲ってくれたホイール。
ご自分だって履きたかったに違いない。
やるからには丁寧に仕上げなくては申し訳ない。
グラインダーにワイヤーカップを付けておおまかな家にあったのは大きなタイプだけだった。
使い勝手が悪いけどこの為だけに小さなカップを買うのは無駄に思える。
そしてネットで剥離剤を探すと
三彩化工の「ネオリバー」というスプレー式のタイプを見つけて購入した。
2011年7月7日
しかしこの時に前に書いた「ライト切れ」が起きてしまいその作業に追われる事になった。
つづく
レンタルブラストに行けばバイクのフレームが入るくらいのブースで作業できるので楽ですよ。
あと鉄ホイールは自家剥離・塗装だと絶対に錆びます。それは剥離後に下地処理をしないからです。
http://kotobank.jp/word/パーカライジング
最近、ウエルビー号という自転車を塗装に出したのですが、やはり下地処理をきちんとしたそうです。貴重なホイール、後世に残すべく(笑)きちんとしてあげてくださいね~
・・・
もっと早く言ってください。ってそりゃ無理ですね(笑)
因みに兄からも「サンドブラストかけたら一発なのに」と言われました(笑)
レンタルか~
次回挑戦です!