『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

”七夕祭り”牽牛”と”織女”はきっと逢えます…ね

2014-07-07 16:37:43 | Weblog

 

                                

    あなた

 穏やかな風が静かに流れていきます。

 窓を全開にしても、そ~っと傍を通り抜け、風鈴が思い出したように「チリンチリン」ってなりだす

 そんな七夕の午後です。

 今日は七夕祭りです。

 七夕の行事食、ソウメン。

 『 なぜ七夕の節句の供物がソウメンなのか。

 七夕伝説から、ソウメンを天の川に見立てたという説、機織の糸だという説、

 夏に栄養価の高いソウメンを食べて健康増進をはかったという説、

 小麦の収穫を神に報告するためだとする説などがある。

 ともあれ、ソウメンはすでに千年も前に、宮中行事には欠かせない食物であった。

 しかし、この習慣は現在ではあまり知られていないようである。』という諸々の説。

 わたしは、どちらでもいいから、雨が降らないで二人が逢えるといい…それだけ。

 

 暑い夏の日にソウメンを食べたという習慣には驚きでした。

 そうですよね…いくら薄物と言っても重ね着…

 冷たいソウメンを、平安の人々が食した時…

 きっと、きっと、その喉越しの良さに感激した事とおもいます。

 千年昔とは多少変わっているであろう、ソウメンですが、味わい美味しさは、同じなんだろうなと、

 想像したら…何かすごく嬉しくなって…

 

 あなた 今夜は”おソウメン”よって…

 それに、こんなに良い天気です。

 雨は降らないでしょうから…

 「牽牛」と「織姫」は逢う事ができるね…