『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

〝土用丑の日”うどんのフルコースです~フフッフ…

2014-07-29 16:51:46 | Weblog

 

        

 

 

                                       

   あなた

 今日は〝土用丑の日”暑いです。

 風もソコソコに入り通り抜けていくので此処に座っている限り涼しいですが、一歩外に出るとウダルような暑さです。

 

 あなたは鰻好きでしたが、わたしは駄目…

 あのニョロニョロした姿を思うともう食べること出来ません。

 あなたは”鰻”わたしは”ウのつく、うどん・梅干し・キュウリ”などでした。

 それを笑って鰻食べながら、ビール飲んでた人…

 もうそんなことも出来ない…って思うと、ドット哀しさが込みあげてくる。

 思いでの筥の中に仕舞って鍵をかけた筈なのに…

 ”だめだなぁ”って…

 

 何時までもウジウジしないで、夕飯の支度します。

 あなたはご不満でしょうけど、今夜はわたしに合わせて”うどんのコース”です。

 フフッフ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2014-07-29 11:19:20 | Weblog

 

    

          

     あなた

 今日は土用の丑の日です。

 美味しそうに食していたのが、目に浮かびます。

 暑い日です。

 

 『栄養価の高いウナギを食べれば夏の暑さにも負けない!
 
 
ということに気がついていたのは、なんと奈良時代の歌人、大伴家持

 彼は万葉集に「石麿呂に 我れ物申す夏痩に、よしというものぞ 鰻捕り喫せ」
 
 と記しています。平賀源内にしろ、大田蜀山人にしろ、こうした故事も踏まえていたのではないかと思います。源内の場合、

 もしかしたら友人で医者の杉田玄白あたりから知識を仕入れていたのかもしれないですけどね。』         

 なるほど~ね。ウナギにもそのような歴史があるのですね…

 大友家持といったら、「百人一首」にも選ばれています。

 かささぎの わたせるはしに おくしもの しろきをみれば よぞふけにける”    中納言家持

 
  この和歌は、大伴家持が冬の夜空を眺めていたとき、七夕の夜に、

 かささぎが天の川に掛け渡すという天上の橋を思い起こして作られた和歌だといわれています。

 

 虫干しも終わったわけではないですが、大事にしている類はほぼ終わり。

 わたしは鰻は食べれません。

 あの、ニョロニョロした姿が駄目です、それは、あなたも判っているでしょうけど…

 だから(ウ)のつくもの~うどん・梅干し・キュリ(ウリの仲間だから)