『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

”風”が静かに、夕闇を運んできます。

2014-07-11 16:20:15 | Weblog

      

                      
                                                          ホタルブクロ                                          

     あなた

 イトヒバの傍が落ち着くのでしょう…ね、

 クロユリ、スズラン、ホタルブクロ 露草、その他大勢…が雑居しています。

 

 午後重い雲が何処かへ流れ…陽の光が射してきました。

 まだムシムシしてますが、やっぱり窓を開けたく、全~部あけました。

 風鈴が大喜び…

 でも、スッキリしたお天気には、なれないようです…

 

 何もしなくても、一日は過ぎていく…

 この一日がもったいないな!と、思うけど…

 また去年のように…と思うと再び同じ轍は踏むまいと。

 あなた

 残されるって、やっぱり大変な事です。

 淋しさだけでなく、偏ったものの見方しかできない自分が嫌です。

 思い込みで見るので…やっぱり狭くなってしまうのがつらい。

 

                 風の便り

             風のたよりで

  気になっていた人や昔かかわりのあった人の消息を聞くことがある。

        良くも悪くも、多くの場合、驚く。

    だれから聞いたのかはすぐに忘れてしまうが、

    たしかに”風”が運んでくれたと言う知らせだ。

       わたしに届く知らせがそうであるように、

  わたしのことも”風”はちゃんとだれかに届けてくれていることだろう。

 

           不要

   まっ先に捨てなければならない不要なものは、

     だれかの悪口が出る自分の口です。

   悪口が生まれる自分のこころの貧しさです。

                                回り道の唄より

      ズキンとくるけど、深く深く反省…いっぱい、いっぱいこころに、響きます…

   あなた

 今日も何事もなく終わりそうです。静かな夕闇が迫ってきます。