『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

わたしの心の中まで”ホッコリ…と仄かな温もり…

2015-02-21 13:58:11 | Weblog

                   

   あなた

 冬の「白姫様」と春の「佐保姫様」が何やら話し中。

 きっと此のまま「春」にしようか?いやまだまだ…~なんて…討議中。

 どちらにしても、もう目の前に弥生3月が小刻みに足踏みしながら出番をまってます。

 庭の雪も散りばめた宝石のように、キラキラ輝いて…

 ”アァ綺麗だな”って…

 わたしの心の中まで”ホッコリ…と仄かな温もり…

 

 冬の風時どき春の風。

 空が目映い。

 星を散りばめた様な庭の残り雪。

 糸ヒバの揺らめきが美しく…一入深く春を思う。

 支える幹、枝の力強さ、過ぎて行った時の重さを感じる…。

 そんな、冬と春の狭間の午後…

 あなたを偲びながら、書いてる手紙…です。