あなた
冬の「白姫様」と春の「佐保姫様」が何やら話し中。
きっと此のまま「春」にしようか?いやまだまだ…~なんて…討議中。
どちらにしても、もう目の前に弥生3月が小刻みに足踏みしながら出番をまってます。
庭の雪も散りばめた宝石のように、キラキラ輝いて…
”アァ綺麗だな”って…
わたしの心の中まで”ホッコリ…と仄かな温もり…
冬の風時どき春の風。
空が目映い。
星を散りばめた様な庭の残り雪。
糸ヒバの揺らめきが美しく…一入深く春を思う。
支える幹、枝の力強さ、過ぎて行った時の重さを感じる…。
そんな、冬と春の狭間の午後…
あなたを偲びながら、書いてる手紙…です。