あなた
夜半、”バチャバチャ”と激しく窓に叩き付ける雨音に 目が覚め…。
雨音を聞きながら、「やだな~…」夜明けまでにはかなりの時間がある…
折角芽吹きだした小さな花たち…
蕾をしっかり閉じ、通り過ぎる寒さを耐えているのでしょう…ね
そんな事を考えているうちに、雨音が子守り歌に変わり!眠ったみたい。
朝起きて驚き…
窓拭きの時にホースで洗うみたいな雨水の流れよう…
水の流れで烟むってしまい、ハッキリとはせずボンヤリとした外…
さむい…火を大きくして暖をとる。
雨が嫌いな訳じゃない…
淋しくて、さむいだけ…
夕方雨も上がり弱々しい光が雲の切れ間から漏れてくる。
あなた
こうして今日の日も終わります。
庭のタヌは元気。
何事もなく過ぎる日に、ただ…感謝…感謝あるのみ…