エンゴサクで覆い尽くされるかも?でも可愛い…
あなた
庭の花たち柔らかな陽を浴びて、生き生きとして…
エンゴサクなど、じぶん達の楽園と思っているようで
山と勘違いしてドンドン増え続けています。
春の風。
柔らかい。
「タヌ」まで眠そうに眼を瞬いて、気怠るげに、庭を見渡しながら…
何か言いたげなかお。
君は何を言いたいの。
君の場合は、のみ込んでも”心が折れる”ってことないとおもうけど。
これから芽吹いてくる小さな花芽。
競って、われこそ先って小さいながらニョキニョキ。
あなたが其方へ行って四年、月日がこんなにも早かったって…
一年位はただ一日の長さが恨めしかった。刻(とき)が何処かで
止まってしまいあなたの前でただ「ブツブツ」と謂れのない
繰り言の繰り返し。
あのころ、やっぱり異常だったわたし。
今は一日々を大切に、人の優しさに感謝しながら、
また巡り逢えるその日まで、
悔いのない生き方をしようと…