『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 庭の花たち柔らかな陽を浴びて、生き生きとして…

2015-04-23 13:43:27 | Weblog

                          
              エンゴサクで覆い尽くされるかも?でも可愛い…

    あなた

 庭の花たち柔らかな陽を浴びて、生き生きとして…

 エンゴサクなど、じぶん達の楽園と思っているようで

 山と勘違いしてドンドン増え続けています。

 春の風。

 柔らかい。

 「タヌ」まで眠そうに眼を瞬いて、気怠るげに、庭を見渡しながら…

 何か言いたげなかお。

 君は何を言いたいの。

 君の場合は、のみ込んでも”心が折れる”ってことないとおもうけど。

 これから芽吹いてくる小さな花芽。

 競って、われこそ先って小さいながらニョキニョキ。

 

 あなたが其方へ行って四年、月日がこんなにも早かったって…

 一年位はただ一日の長さが恨めしかった。刻(とき)が何処かで

  止まってしまいあなたの前でただ「ブツブツ」と謂れのない

 繰り言の繰り返し。

 あのころ、やっぱり異常だったわたし。

 今は一日々を大切に、人の優しさに感謝しながら、

 また巡り逢えるその日まで、

 悔いのない生き方をしようと…