『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

今日も晴れにはならない「花曇り」で何処か哀愁を佩びています。

2015-06-11 13:05:37 | Weblog

                             
                                一番先に咲いた-芍薬 2015-6-10- 華やかです。

    あなた

 「芍薬」は華やかですね。

 これは八重咲き。

 もう少しで、一重の芍薬が咲き出します。

 一重は控えめで、ヒッソリと咲き、気づかないうちに散ってしまう…

 「ボタン」も大きな蕾をつけてます。

 我が家の「ボタン」はよそ様よりず~っと遅く咲くので忘れられがち。

 いくらかなりとも、自分で手をかけると、あなたの言っていたことが

 な~んとなく、ボンヤリと判る様になりました。

 よく言う「習うより慣れろ…」と言うのがヒシヒシと我が身に沁みます。

 

 今日も「晴れ」にはならない、「花曇り」で何処か哀愁を佩びています。

 黒い雲が早足で去ったな!と思いきや、次には薄雲が広がって…

 あまり初夏らしい日にはならない…

 あなた

 それでも、ドンドン刻は過ぎ行き、残りの日数(ひかず)は後どの位かな?

 

 『桜色の花のたもとをたちかへてふたたび春のなごりをぞ思ふ』
                 藤原忠良   号:鳴滝大納言 

 《行く春の名残りを偲び、衣替えによって再び惜春の思いに耽る。》との事 

 

 あなた

 雲を押し退けてお陽さんが出てきたよ…