続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

益田さんへの報告②

2014-03-08 06:55:25 | 日常
 あいつはわたしには手強すぎたよ。わたしだってわたしなりに頑張ってみたけど、完敗。
 圧しても引いても、とにかく自分勝手でじっとしていないし、まるで手に負えなかったわ。

 あいつを凝視して、何日も考えて、これならと思う形にハサミを入れたけど、なんと言ってもよく伸びるから形は不定形。難解この上ない素材。
「この生地はハサミを入れても解れません」って、業者(社員)は確かに言っていたよね。でも複雑な編み込みのために渡した糸を切るとかなり凸凹が出て細かい作業は受け付けないし、縫うのも一通りの苦労ではなかったの。

 その挙句・・・「やだ、これじゃ!」っていう不格好。

 戦い終えて日が暮れて・・・今あいつは外のポリバケツの中。

 あいつ、あの生地さぁ、素人じゃ無理だったんだと思う。会社も持て余してあんなに大量にセールに出したんじゃないの?
 生地だけ見ていると確かに美しくて大満足だったけど、縫製には不向き。第一あんな生地で作った服を着ている人見たことないもんね・・・。

 炬燵のカバーにと思ったけど、穴ぼこ(模様だけど)だらけだから、汚れは下まで浸透して役に立たないと思う。


 授業料だね、また今度、勉強しに行こうね。(わたしの結果報告です)

『ポラーノの広場』261。

2014-03-08 06:47:41 | 宮沢賢治
 すると二人はまた顔を見合わせました。えゝもうなるやうになれとわたくしはまた云ひました。

 二人はジ・トと読んで、字、図。
 顔はFaceと読んで、Faith/信念、信仰。
 見合わせるはゲン・ゴウと読んで、現、業。
 云ひましたはウンと読んで、運。

☆字の図りごとで、信仰が現われ、業(善悪すべての行為が将来に及ぼす影響)を運/めぐらせている。

『城』1557。

2014-03-08 06:23:53 | カフカ覚書
 再会の喜びのために、Kは、以前にバルナバスから味わされたすべての腹だちをまず忘れてたしまった。
「あなたのところに来たのです」と、バルナバスは、以前と変わらぬ親しみのこもった口調で言った。「クラムからの手紙をもってまいりました」

 手紙/Brief→Bliz/電光。

☆予期せぬ再会に、Kは、先祖の汚点のために味わされた小舟におけるすべての腹立ちを忘れてしまった。
「あなたのところに来たのです」とバルナバス(熊座の中心=北極星)は、昔と変わらない好感で言った。「クラム(氏族)からの手紙(電光)を持ってまいりました」