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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『陽ざしとかれくさ』

2018-02-05 06:38:07 | 宮沢賢治

    陽ざしとかれくさ

 
     どこからかチーゼルが刺し
     光パラフヰンの 蒼いもや
     わをかく わを描く からす
     烏の軋り……からす器械……
 (これはかはりますか)
 (かはります)
 (これはかはりますか)
 (かはります)
 (これはかわりますか)
 (かはりません)
 (そんなら おい ここに
  雲の棘をもつて来い はやく)
 (いゝえ かはります かはります)
    …………………………刺し
    光パラフヰンの蒼いもや
    わをかく わを描く からす
    からすの軋り……からす機関


☆ 秘(奥深くてはかり知れない)

 死の講(話)の総てに平(平等)がある
 熱い鬼(死者)の界(世界)を運(めぐらせている)
 極みは雷(神なり)の姿である
 講(話)は総て平(平等)の極みであり、記は換(入れ替わる) 


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