
セスキ炭酸ソーダで大掃除しているときに、石油ストーブを新しく買おうかと話していたら、奥様が「物置に古いのが二つある」といった。
そういえば使わなくなったので物置の奥にしまいこんでいるのを忘れてた。
2台出してきた。

こちらは煤ボケたサンヨーOHR-22F。
調べてみると1984年製。
鉄板は錆びだらけ。

セスキ炭酸ソーダでお掃除開始。
少しは綺麗になったものの、ダイヤルを回しても芯が出ない。
あきらめた。

もう1台の石油ストーブは奥様がゴシゴシと掃除して、かなり綺麗になっている。

National OS-22と書いてある。
調べてみると1975年製。
おやまあ、先ほどのサンヨーより古い。

入ったままの古い石油を出して、新しい灯油を入れたみた。

チャッカマンで点火。
ほほう、点きました。
ただ、火力が弱くドーム型のところや周りのラセンのようなコイルが赤くならない。
まだ古い灯油が芯に染みこんでいるのか?
きつめに芯を出したけど、どうも熱くならない。
ほんわりとした暖かさだけ。
1975年製では新しい芯なんかはもう売っていない。
あきらめて、ネットで新しいストーブを奥様と探していて、ふともう一度石油ストーブを見ると、やんわりとドームのところが赤くなっているじゃありませんか。

「捨てちゃだめ」と言っているようで、愛おしくなってきた。